昨日書いたブログは、ちょっとヘビーだったので今日は軽く行きます。
どぶ太郎さんから質問が来ました。
体を洗わず浴槽に入るアメリカ人が考えられないと言う小話を聞いたことがあり、それについてアメリカ在住何十年の私の意見を聞きたいとのこと。
それでは、小話と言って来たので私は落語の小話的に私の意見を解説したいと思います。
では、始まり始まり。
よー、八っつあん、なんだい、考えことなんかして、似合わないよ、お前さんには
あー、甚ぱっつあんかい。いや、昨日な、いつも道理、角の松の湯に行ったんだよ。そして俺がよ、鼻歌交じりに湯船に気持ち良ーく浸かっていたらよ、そこにな、ずうてーのでっけー外人さんが、入ってきて体も洗わずに湯船に浸かろうとしたんだい。だからよ、俺は、一生懸命、“ストップ、。ストップ”と言って、体を洗うまねをして見せてやったんだよ、そいつにな。そしたらさー、そいつなんていったと思う、“ワッカリマセーン”だってよ。わかんないんだった、日本の風呂になんてはいんなよってんだよ、まったく
まー、はっつあん、そんなに頭から湯気をたてちゃいけないよ。俺だったらな、先ずその外人さんを褒める
褒めるって、どうして俺がそんな外人さんをほめにゃーいけないんだい。甚ぱっつあんも変なこと言うじゃないかい。お前さんこそ湯にあたったんじゃないのかい
考えてもみりゃ、その外人さんだってまるっきり知らない所で、これまたまるっきり知らない日本人ばかりの所で素っ裸になるなんて、見上げた度胸じゃないかい。え、そーじゃないかい、八っあん。お前さんだったらできるかい。アメリカで、アメリカ人ばっかりのところですっぱだかになれるかいってんだい。
そ、そ、そりゃーできるわけねーだろ
だろー、だからそれができた外人さんってのは、褒めなきゃいけないんだよ。そうやって、俺達の仲間になろうとしてんだから。それになー、なんだってよ、アメリカじゃ、風呂場に洗い場なんて場所がないって言うじゃないか。体は湯船の中で泡を一杯立てて洗うんだってよ。だからなー、俺達と習慣がぜんぜん違うんだよ。始めてだったら、まちがうのはしょうがないんじゃないかい、八っつあん。牛を神様だって拝む国だってあるじゃないかい。国が違やー、習慣も考え方も違うちゅうもんなんだよ。
完
私の落語的小話、通じたでしょうか?
それぞれの国の習慣、文化の違いと言うのは単に否定せず、受け入れなければならないのです。それもグローバル化の一つだと思います。
どぶ太郎さんから質問が来ました。
体を洗わず浴槽に入るアメリカ人が考えられないと言う小話を聞いたことがあり、それについてアメリカ在住何十年の私の意見を聞きたいとのこと。
それでは、小話と言って来たので私は落語の小話的に私の意見を解説したいと思います。
では、始まり始まり。
よー、八っつあん、なんだい、考えことなんかして、似合わないよ、お前さんには
あー、甚ぱっつあんかい。いや、昨日な、いつも道理、角の松の湯に行ったんだよ。そして俺がよ、鼻歌交じりに湯船に気持ち良ーく浸かっていたらよ、そこにな、ずうてーのでっけー外人さんが、入ってきて体も洗わずに湯船に浸かろうとしたんだい。だからよ、俺は、一生懸命、“ストップ、。ストップ”と言って、体を洗うまねをして見せてやったんだよ、そいつにな。そしたらさー、そいつなんていったと思う、“ワッカリマセーン”だってよ。わかんないんだった、日本の風呂になんてはいんなよってんだよ、まったく
まー、はっつあん、そんなに頭から湯気をたてちゃいけないよ。俺だったらな、先ずその外人さんを褒める
褒めるって、どうして俺がそんな外人さんをほめにゃーいけないんだい。甚ぱっつあんも変なこと言うじゃないかい。お前さんこそ湯にあたったんじゃないのかい
考えてもみりゃ、その外人さんだってまるっきり知らない所で、これまたまるっきり知らない日本人ばかりの所で素っ裸になるなんて、見上げた度胸じゃないかい。え、そーじゃないかい、八っあん。お前さんだったらできるかい。アメリカで、アメリカ人ばっかりのところですっぱだかになれるかいってんだい。
そ、そ、そりゃーできるわけねーだろ
だろー、だからそれができた外人さんってのは、褒めなきゃいけないんだよ。そうやって、俺達の仲間になろうとしてんだから。それになー、なんだってよ、アメリカじゃ、風呂場に洗い場なんて場所がないって言うじゃないか。体は湯船の中で泡を一杯立てて洗うんだってよ。だからなー、俺達と習慣がぜんぜん違うんだよ。始めてだったら、まちがうのはしょうがないんじゃないかい、八っつあん。牛を神様だって拝む国だってあるじゃないかい。国が違やー、習慣も考え方も違うちゅうもんなんだよ。
完
私の落語的小話、通じたでしょうか?
それぞれの国の習慣、文化の違いと言うのは単に否定せず、受け入れなければならないのです。それもグローバル化の一つだと思います。