退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#91:母の救急病院訪問

2013-08-06 20:37:00 | アメリカ便り
昨日、アメリカから来た友達夫婦を洞爺駅に降ろし、途中有名牧場でアイスクリームを食べ帰ってきました。
でも、さすがタフな私でも、暑さ(30度)、いそがしさでへたばってしまい、帰ってきてそのままソファーでゴロン。
夕食を食べ、一段落すると母が寒気をもよおし、熱を測ると39.5度。
アメリカでは定番になっている熱さまし、イブプロフィンを飲ましたけど熱がぜんぜんさがらず、民生委員"禮ちゃん”に相談すると“救急車”と言うことになり、10時半に救急車を呼びました。
意識は、始終ちゃんとしていて、自分でトイレにも行きました。
連れて行かれた病院は、マンションの一階にありました。
医者曰く、どうして熱が出ているか解らないとのこと。
でも血液検査、CT,レントゲンをやってきました。
血液検査の結果は、これからかかりつけの病院にいって聞いてきます。
良いチャンス(なんて言ったら母に悪いですが)、ここでアメリカの救急病院での経験と比較してみましょう。
私の息子は、とにかく小さい時から何度も救急病院の世話になりました。
いつも来る息子を見た、医者に“マイルが沢山貯まるね”と言われました。

医療費が“目玉が吹っ飛ぶほど高い”アメリカで、救急病院にいくと先ず症状を聞かれます。
そして、保険の有無、支払い責任の同意書にサインします。
それから時には、2,3時間待たされ、ようやっと医者とご面会となります。
この救急病院での“救急ではない”待ち時間に、病院機関もようやっと気づき始め、この5年ほど“ウオークイン クリニック”と言って朝8時から夜8時まいつでも治療を受けられるクリニックがあちらこちらで見られるようになりました。
前にも言いましたが、アメリカの医療費は高いですよ。
昨日母は血液検査、CT,胸レントゲンをしましたがアメリカだったら、保険がない場合、医者、施設費も入れると全部で35万はくだらないでしょう。
一般に病院にかかって、いろいろ検査をしたりすると、医療が細分化されているアメリカでは、請求書が一枚なんてことはありません。
例えばおなかが痛いと言って病院に行き、受診、血液検査、レントゲン、超音波検査なんかすると、下記のような山になった請求書が来ます。
1.受診料
2.病院使用料
3.血液検査代
4.超音波検査料
5.レントゲン
6.超音波診断料(専門医による)
7.レントゲン診断料(専門医による)
等等、請求書一つもらって“安いな~”なんて思っちゃいけません。
後からどんどん来ます。
だからアメリカに来る人は、絶対に保険に入ってからきてください。

以上、これ以上かいていたら、文句がぶーぶー来るのでやめておきます。
愛国心の続きを書きたかったのですが。

ハブグレのマミー