
イタリア人の友だちカップルの結婚式でもらったドラジェ。
花びらの中に、白い砂糖でコーティングされた生のアーモンドが一つずつ包まれています。
イタリアのドラジェは「もらった人は幸せになれる」「子宝に恵まれる(アーモンドはたくさん実をつけるので)」と言われています。
日本でも結婚式で配るカップルが増えてきていますね。
ドラジェの発祥は首都ローマから東に100キロ近く離れたスルモーナ(Sulmona)という都市だと言われています。職人たちの手によってシチリア産の生のアーモンドが砂糖でコーティングされています。イタリアを代表する詩人、ジャコモ レオパルディ(1798-1837)もこのスルモーナのドラジェを祝い事に用いたと言われています。
白は結婚式に使われます。子どもがキリスト教の洗礼を受けるときには、男の子なら水色、女の子ならピンクのドラジェを、大学の卒業祝いには赤色のドラジェを、2度目の結婚には黄色のドラジェを、銀婚式には銀のドラジェを、金婚式には金のドラジェを親戚、仕事場、近所、友だちなどお世話になっている人たちに配ります。それぞれの祝い事によって色が決められていて、数は5つがいいと言われています。
ドラジェをもらうことはイタリア生活の楽しみのひとつです。
しかし、最近は結婚という形にこだわらない事実婚カップルが多くなり、共働きが当たり前、自分たちの安定した今の生活を第一に考えるイタリア人カップルが多いため、ドラジェをもらうのは貴重な経験です。
友だちにもらった花のドラジェ、食べるのがもったいないので部屋に飾ってあります。「幸せをわけるドラジェ」 もらう回数は少なくなりますが、長く受け継がれてほしいイタリアの文化だなと思います。
イタリア語単語講座 i confetti(イ コンフェッティ) ドラジェ