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京都の夏の風物詩のひとつ、
五山送り火の火床がある大文字山から
京都の街を見てみたいと思っていて、
その願いは梅雨明け直前の
蒸し風呂状態のこの時期に、
大量の汗とともにかなったのです。
初心者向けの、銀閣寺の総門近くにある登山口から
2歳の子どものペースでゆっくり登って行きました。
大の文字の火床の中心部から眺める京都の景色と
解放感のある頭上のスケールの大きい空は、
登山の疲れを一気に吹き飛ばしてくれました。
「これが見たかった!」と
汗まみれになって登ったかいがあったなぁと思いました。
古から湧き出るエネルギーを感じる、そんな場所でした。
たくさんの荷物は持てないので
マクロレンズ一本勝負でした。
絞ってもやっぱり背景はだいたんにぼけますね。