明けまして おめでとうございます。
北陸・東北を旅行し、富山県の旧・回船問屋「森家」を訪れた際 、
磨かれた桜の幹で「龍」が天井板に施されていました。
火災から屋敷を守る水神で、 回船問屋の主人が木材・職人大工へ
依頼したのか、 それとも、材木問屋の目利き職人が探り当て、
回船問屋・森家へ持ち込んだのでしょうか 、
多くの寺社仏閣の天井にも「龍の絵」が描かれていますが、
「龍の絵画」は多くの画家、多種多彩の画材、絵具で描くことが
出来ますが、龍の姿をした桜の幹や、他の木材等でも
見つけ出すことは困難で、
「龍の姿」をした木肌を見つけた職人の目利きは素晴らしく
「唯一無二」の「龍の天井」で、 国宝・国の重要文化財にも
指定しても良いのではないかと思われのです。