ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

魔法の質問

2008-07-06 | 雑念
アドベンチャー教育プログラム

対象はとある青年会議所のメンバー

いわゆる商売人。社会貢献を目的とした様々な職種の全国組織。

今回はメンバー同士の“絆”がテーマ

人間関係づくりにはアドベンチャー教育プログラムは適している

30くらい~40代の男性がこの炎天下でニトロクロッシングの1m四方の板に長時間乗っかるのは非常にきつい。

今回は今までのJC(青年会議所)への印象から、アクティビティ中心のシークエンスを用意

大人だから振り返りが出来ると思うなよ!と肝に銘じて行った。

ウィンドミルストレッチ
背中伸ばしストレッチ
つるのストレッチ
ロデオ
スタンダップ(2→6→12)ウォール
振り返り
昼食
モホークウォーク
ニトロクロッシング
トラストリーン
トラストウェーブ
トラストダイブ
トラストフォール
振り返り
ワムサムサム

ポイントはAMのウォール

最後の一人が残される形で足止め
色んなアイデアを試すもなかなか上手くいかない

人間ロープ方式でメンバーを入れ替え入れ替え
あきらめかけたときに成功した瞬間はおたけびがあがった。

これだけ心が動けば話をしたいだろうと思い、「何か感想はありますか?」

…。

4人くらいが感想を言うも心からのおたけびに匹敵する思いを引き出すことはできなかった。

あれだけ心が動けばそれをだせそうなもの

過去に引き出した経験もある

質問が悪かったかなぁと活動終了後のファシリテーター同士の振り返りで話し合った

そこで振り返りでメンバー同士の発言を引き出した魔法の質問の事例を教えてもらった。

モホークウォークで渡っているときに「しっかり支えずにやわらかく支えた方が行ける」というアイデアにメンバーが同意しゴールを目指していたメンバー

しかし結局がっしり支えながらゴールしていることを見逃さなかったファシリテーターは後の振り返りで次のような質問をして話し合いを活発にさせたという。

「あの時やわらかく支えた方がいいと言っていましたがみなさんはどうされましたか?」

何気ない質問。

特徴としては

メンバーにとってはゴールできたポイントだった

感想ではなく“行動”を尋ねている

予想外の切り口の質問

全員が「なんでだろう」と実感する場面だった

などなど

今後の参考にさせていただきます。

ありがとうございました