しゅぎょうちゅう すずめ のんた
チュン(人が来たよ)
チュチュン(藪に逃げるよ)
チュウン(藪は嫌いだよ)
ヂュン(何言ってるの)
ヂュヂュン(捕まったらおしまいだよ)
チュンウン(分かった)
チュ!(飛び込もう)
バタバタバタ
チュウ(よく出来たわね)
チュウチュウ(よしよし)
チュッ(あれ?1羽残ってるじゃない)
チュー(早く来なさい)
チュウウ(だって)
ヂュヂュヂュ!(来なさいってば!)
チュウ~(う~ん)
チュンウン!(分かった)
バタバタバタ
チュッチュッチュウ(ほら、やればできるでしょ)
チュチュ(お母さんの言う通りだ)
チャレンジチュン(やってみなくちゃね)
チュウ(そうよ)
チュウチュウ(よしよし)
散歩中に出逢ったスズメの群れ
近づくと藪に隠れようとした
右側では、清掃作業進行中(藪に入るしかない)
1匹だけ逃げ遅れて
右往左往
意を決して、藪の中に飛び込んだ。
のんた君を励まし続けたお母さんです
これだけドンくさいのは、多分、この春に孵った雛だからだと思います。それでも、夏から秋のうちに生きる技と力を蓄えていかないと、厳しい冬を乗り越えていけないんだよね。そして、来春には、一人前に育つ予定。
こうしてみると、人間の修行期間の何と長いことか。マタギなんか、未だに修行中だ。
生死の境目をくぐり抜けながら一気に成長していくのも良し。じっくり時間をかけて成長していくのも良し。
スズメの生き方もわたしの生き方も、みんな違ってみんないいってか。