なつでも をかし むらさきしきぶ さん
あきのすがたを
おもいうかべるかたが
おおいでしょうね
うたでよまれるのも
あきだとおもう
でも
なつのわたくしのことも
よくみてほしい
すいっとのびたえだについた
うすみどりいろの このは
そして
いましかみることのできない はな
めだちたがりやではないけれど
あしをとめて
よくみれば きづくはず
きれいないろとたたずまいでしょ
せいしょうなごんなんて
めじゃないわ
あら
わたくしとしたことが
ついほんねが
しつれいあそばせ おほほ
きせつげんていですのよ
ほんのすこし じかんをかけて
めでていただきたいわ
いと をかし
ですのよ
ムラサキシキブが花を咲かせてます
枝葉もスキッとして清楚です
花に近づいてみると
きれいな色と形をしています(ちっちゃな虫も)
おくゆかしさの代表と言ってもよいような花に、へんてこな詩をうたわせてしまってごめんなさい。
この季節になると、タチアオイとかユリとかのような華やかな花が咲き始め、散歩をしていても目を引かれます。でも、丁寧に見ると今回のムラサキシキブさんや、先日のネジバナさんみたいな、極小の花たちも花盛りなんですね。で、感心するのが、花の大きさに合う鳥や昆虫が集まってくること。自然界って、上手に住み分けをしてるんですね(ま、図々しい子もいるけどね)。
違いや変化を楽しみながら、自然とつきあっていきたいと思います。