あれ? ちょっと違うんじゃない?
出来上がった料理は、
大根の浅漬けです
かなりリピーターの多いレシピだったので、何の疑いもなく調理したのだが、出来上がりの味がイメージと違う。
しかし、出来上がってしまったものは仕方がない。これを戴くことにします。
だけど、もう少し美味しくならないかな。
ちょっと迷ったけど、
一部に一味唐辛子を、そして、たたいた梅干しを和えてみた
少しよくなったかな
まあ、漬け物だから、今日の味と明日の味とでは違ってくるかもしれない。これはこれで大切に戴きましょう。
さて、それにしても、この違和感はどこから来たのか。料理の過程を辿り直してみます。
・大根の皮を薄く剥きました(高さ10㎝ぐらい)
・縦に半分に切ったら
・スライサーで薄切りにします
・塩小さじ1を混ぜて10分間待ちます
・水分が出て萎びてくるので、洗って絞って
・塩昆布一つまみと、ゴマ油小さじ1を回しかけて
・和えたら出来・・・
待てよ、大根の爽やかな味と香りの障害になっているのは、これじゃないか?うん。多分そうだ。
やり直してみます。
塩をまぶしてから洗って絞るところまで戻ってみました。
・3㎝ぐらいの大根をスライス ⇒ 塩 ⇒ 洗って ⇒ 絞って
・塩昆布と梅干しのタタキを和えて
出来上がり
食べてみると、美味しいじゃないの!
大根の風味が活かされたまま、塩味と昆布のだし、それに梅干しの酸味が効いて、とても美味しい漬け物に仕上がりました。
やっぱり、ポイントはここだったのね。 ゴマ油。
一応、ゴマ油の名誉のために書き加えておくと、最初の作品も、翌日には大分馴染んで美味しくなりました。
だけど、浅漬けだったら、あえて加えなくても良いのかなというのが、正直な感想です。
もう一つ感想を加えると、漬け物の酸味としては、梅干しがよく合うことが分かったんだけど、他の酸味エキスだったらどうなるのか、試してみる価値がありそうな気がします。
やっぱり調理は面白いですね。いろんな発見がある。で、途中に違和感を感じたら、これですよ。
プレイバック!
大根ちゃん、今日もありがとうね。この発見を忘れないようにしますね。