山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

捨てないでよかった

2022年12月12日 | 日記とレシピ

 大根大好き。

 我が家では育てていないんだけど、毎年沢山届けられるので、様々な料理にして冬場を楽しんでいる。

 今年も、沢山届けられたし、色々な料理にして味わわせてもらっている。

 そんな大根料理の度に、「勿体ない!」と思うのが『クビ(?)』というところ。その先端に残っているんですよ。それは、『新芽』と言っていいのかな。普通の料理では使わないんだけど、捨てるには勿体ないような瑞々しさが感じられるんです。なもんだから、セコいマタギは、捨てずに水栽培しておくんです。

 すると、徐々に元気になってきて、

       ずいぶん成長しました

 でも、この使い道が少ない。毎回、椀物の添え物みたいな使い方をしてきました。

 ところがある日、ブロ友の美恵子さんが使い方を教えてくれた。その名は、

   ≪茎のほろほろ漬け≫

 マタギも、大根の茎料理は大好きなのだが、この料理の特徴は、加熱なしというところかな。レシピでは『茎』と書いてあるんだけど、今回みたいに『新芽』ならば、多少葉っぱが入ったって問題なかろう。いってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 ・茎を洗って葉っぱごと短く切ります

 

 ・塩、小さじ1をまぶしてよく混ぜて15分待機

 ・大根10センチ弱の皮を厚く剥いて

 ・千切りにしたら、こちらにも塩をまぶして待ちます

 ・茎から水が浮いてきたら、洗ってしっかり絞ります

 ・出汁醤油小さじ2に、塩ひとつまみを加えて和えたら一応出来上がり

 これだけでは少々足りないと思ったので、千切り大根も用意しています。

 ・水が染みだした千切り大根の方も洗って塩を抜いてから絞ります

 ・味付けしておいた茎と和えたら出来上がり

 ちょっと試食してみたんだけど、大根の爽やかな美味しさ!皮を厚く剥いたためなのか、辛みは感じられず、甘みというか旨みが強調された感じでした。これは、お茶請けにもご飯のおかずにも、いいお供になりそうです。

        脇役だけど

       すごく美味しかったです

 大根のクビ(?)、捨てないでよかった。使い道が広がりました。

 いいものを教えていただきました。

 美恵子さん、ありがとうございました!