珍しく連休だ。
朝仕事でアイスキューブを作った後、台所にある食材を物色する。
昨日、却下されたジャガイモ料理で宙ぶらりんになってしまった挽肉が目に入る。
本日は、これを活かしてランチを作りましょう。
ランチのために新たにご飯を炊く気はなし。というか、ここに来て米不足ってどうなるんじゃ日本?
麺類は、パスタと冷や麦がある。
挽肉を活かすんだったら、どっちもありですね。
ちょっと悩んだんだけど、冷や麦で行ってみることにしました。
で、挽肉をどう生かすかっていう話なんだけど、じゃじゃ麺にできないかと考えたんですよ。
じゃじゃ麺ってなんだ?と言う人のためにちょっとだけ解説。
これは、盛岡の三大麺料理の一角を占める名物料理で、『わんこそば』と『盛岡冷麺』と並び称される料理で、その美味しさは推して知るべし。
多分、本来は専用の麺が必要なんだろうけれど、目的が挽肉の消費だからいいんじゃないかい。
で、早速、色々なレシピを検索してみたんだけど、渡辺あきこ先生のレシピが一番しっくり来たので、それをベースにしたいと思います。
下ごしらえ・調理の部
そもそもじゃじゃ麺と言うのは、麺に肉味噌をトッピングさせて楽しむ料理です。
となると、成功の決め手は、この肉味噌一点になるだろう。
で、渡辺先生は『しいたけ出汁』を強調しているんだけど、見当たらない。
だったら、あるもので勝負しようじゃないの。
たまたま合い挽き肉だったのでそれを使いました(90gで3人分)
・水80,味噌40,砂糖9、醬油みりん14,酒12gに、ほんだし小さじ1ほどを混ぜておきました
・ショウガ1かけをみじん切りにしたら
・油を敷いた小鍋で挽肉とショウガを炒めます
・調味料を入れて加熱
・沸騰したら、焦げ付かないように時々かき混ぜます
※アクが浮いてきたんだけど、今回は見て見ぬふりをしました
・かなり煮詰まってトロっとしてきました。もう少しかな?
冷や麦は時間通りに茹でて、冷水で締めます
あらかじめ用意しておいたキュウリの千切りを散らしてトッピング
妻が、紅生姜を出してきてくれました(今回は、春のものを使用)。
肉味噌を混ぜながら食べるんだけど、非常に美味でした。
味噌と醤油と砂糖みりんのバランスが良いのでしょうね。
それと、顆粒出汁は、やっぱり利き役者です。全ての材料を丸く収めた上で旨さを引き立ててくれます。
じゃじゃ麺、初めて作ってみたけど、美味しいものですね。
世の中には、美味しい料理が沢山あるということを実感することができました。
冷やし中華みたいに、料理の質を高めていくのも面白いけれど、こうして、料理の幅を広げていくのも楽しいです。
ご馳走様でした!