山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

秋山の幸に舌鼓!

2024年09月08日 | 山菜料理

 久しぶりの山遊びでは、身も心もリフレッシュできた。

 森林浴も、勿論気持ちいいが、この時期の沢歩きは、爽やかに冷たくて堪えられません。

 その上、お土産を戴いて帰れるんですから、この上ない贅沢と言って良いかもしれません。

 で、今回のお土産その1

       ミズコブの枝100本

 ここから、丁寧に葉っぱを外していくと、

       チョコレート色のミズコブが並びます

       今年は成長が良い

 いつもだと、100本で、丁度1週間食べる分くらいになるんだけど、今回は一粒一粒が大きいので、いつもより少々多めです。

 それに、既にひげ根が生え始めているものが多い。

 つまり、種として成熟しているということ。

 普通の年は、もう少し秋が深まって、茎からポロリと落ちる頃に起きる現象なんだけど、今年は成長のための条件が十分そろったということでしょう。

 さて、今回は、醤油漬けにしていただこうと思います。

 そのままだと茎が長いので、食べやすい長さに切り分けたら、

       沸騰したお湯に投入

 間もなく、美しい緑色に変身します。

 今回は、粒が大きめだったので、しっかり火が通るまで少し長めに茹でました。

       水にさらして冷ましたら

       出汁醤油と顆粒出汁で味付け

 ※醤油漬けと言っても、素材の味を大事にしたいので、ツユの濃さは、かけ蕎麦レベル(1:3)

       これで、全体の約半分

       残りは真空パックにしてチルドで出番待ち

 続いて、お土産その2です。

       ワサビ根なんだけど

 ちょっと多かったかも。

 まあ、採ってきた以上、最後まで美味しく戴きますよ。

 本日は、純粋におろしワサビのみを楽しみます。

       先ずは、今日使う分の皮を剥いて汚れを落とします

       急がず丁寧に鮫皮おろし

       涙出るう! 指つるう!

       準備OK ラップで密封!

       本日の夕食の一部

 先ずはミズコブ

 優しく甘い味は、薄口の出汁によく合います。

 そして何より食感です。

 コリッとしていて口の中ではトロっととろける独特の美味しさ。

 これが堪らんのよ!!

 更にワサビなんだけど、これは、

       おかず要りません!(食べかけ御免)

 ああ、幸せ!

 いよいよ、秋の収穫物が食卓に並ぶ季節がやってきましたね。

 山の神様、本日はご馳走様でした。

 この秋も、よろしくお願いいたします!