ミズコブ採りと料理の後、A氏と情報交換をした。
認識が一致したのが、マイタケ採りはもう少し先ということ。
また、去年と違って、果実類が結構目に入るようになっていること。
で、ミズコブは勿論だけど、ヤマブドウも採り頃になってきていることも分かった。
ただ、ヤマブドウに関しては、場所によって成育状況が大きく違うので、次回同行するU川の採り場へは、5日後に向かうことまで決まった。
ヤマブドウの実は実っているのだが、熟すまでには、そのぐらいかかるということ。
ということで、マタギとしては、明日がすっかり空いてしまった。
「じゃあ、俺、明日、月山の方の下見に行ってみる。」
月山だと、標高の低いところから高いところまで、幅広くヤマブドウが広がっているから、うまく当たれば、それなりに収穫できるだろう。
A氏の話から考えると、高い方から確かめるべきでしょうな。
何と言っても、秋は山の上から降りてくるんだから。
場所の目安を付けて、翌朝、朝仕事に出かける。
車をとめて身支度を整えると、ヤマブドウのマントに潜り込む。すると、
おお、実っている!!
夜明け時の暗さと藪の暗さで分かりづらいけど
これは、めでたい!
ただ、場所によっては、
まだです
焦らないでね
こんな株も少なからずある。
A氏の言う通りですね。生育状況がバラバラかも。
もう一つ。これもA氏の情報なんだけど、
サルナシも
よく育っているみたい
こちらの収穫は、まだまだ先の話になると思うけど、秋の楽しみが増えました。
ヤマブドウは、そもそも下見のつもりだったし、それなりに採れたので、あまり欲張りません。
本日の収穫は終了。
夏の花よりも
秋の花が
優勢になってきていることが分かります
ススキも穂を広げ始めました
ああ、間違いなく秋が降りてき始めていますね。
この辺りを渡る風に、夏の気配は一切ありません。
収穫に感謝するとともに、これから里に降りてくる秋に思いを馳せながら山を下る。