向かいの住人からもらった花オクラ。
「食ってけろ。夕方なっと萎んでしまうがらよお。」
こちらが恐縮してしまわないようにという気遣いの言葉に改めて感謝だ。
さて、『おひたし』でも『酢の物』でも美味しいことが分かったんだけど、『生』でも美味しいというブログを見つけたので早速試してみた。
花びらをサッと洗って、残りご飯と漬け物を乗せて、クルッと巻いて食べてみた。
こんな感じね
湯がいたときほどではないけど、ぬめりがある。味にクセがないので、ただ食べるよりも食感が豊かになるというのが感想。
これを本格的に楽しむとすると、ちらし寿司風にして楽しむ手巻き寿司でしょう!決定、今夜は、華麗なる寿司パーティーだぜ。
更に調べてみると、この花びら、酸化防止を心掛けて(密封ね)冷蔵すると2~3日は保つらしい。早速、真空パックして冷蔵庫へ。
こんな感じで保存しました
そんでもってネタの準備を始めたんですけど・・・、
アボカド・イクラ・生ハム・サーモン・ツナマヨ・マグロの剥き身を並べたところで、
あれ?これって、握り寿司には出来ないよね。花オクラの手巻き寿司が確定してるけど、全部巻くのは無理。最初に閃いたちらし寿司というのは、花オクラの上に散らすのであって、大々的なちらし寿司ではない。だって、手巻き寿司が主役なのに、残りの酢飯をちらし寿司にしてしまったらバランス悪いですよ。どうする?
ポクポクポクポク チ~ン
残った酢飯は≪軍艦巻き+α≫
下ごしらえ・調理の部
・海苔を6等分します(×8枚使用)
※包丁よりも切れ味の良いカッターかハサミがいいと思います
※切ったら、出番まで湿気らないように保管しておきます
・ツナ缶(×2)の汁は捨ててからマヨネーズと和えます
・アボカド、生ハム、サーモンは、それぞれ細切れにしておきます
・ご飯4合に対して、酢100g、砂糖25g、塩10gを混ぜておいたものを和えて酢飯を作ります。
・冷めてきた頃合いをみて酢飯をピンポン球大に握って並べていきます。
・予定の個数が揃ったら、保管しておいた海苔で軍艦作成。
こんな感じに並べていきます
※海苔の端っこが、剥がれないように軍艦同士を寄せていきます
※形が不揃いなんですけど許して。共通して心掛けていることは『中心を凹ませる』こと
※ネタの盛りつけが綺麗になる(はず)
ここまで来れば、あとは盛りつけるだけです。
忘れてました、
・冷蔵しておいた花オクラの花びらを大皿に並べて、ピンポン球酢飯を中央に置いていきます。
・お好みの具材を乗せると
麗しいです!(ツナマヨ以外を組み合わせました)
ここに、先ほどの軍艦巻きと、別に作ったいなり寿司が並ぶと、
見惚れてしまう(彩りが格段にアップ!)
本日の夕食
それでは、午前中に作っておいた酢の物と一緒に、いただきます!
向かいのM氏から戴いた『花オクラ』。そこから連想が広がってこんな夕食に仕上がりました。
いやあ、旨い!!
感想をまとめると、「恐悦至極にござりまする。」となりましょう。こんな料理、普通の日に食べることなんて、我が家では、まずないです。
M氏ありがとうね。このお返しは、秋のキノコで、ということになるかなあ。
お寿司のお花が咲いた感じですね~。
コメントありがとうございます。
『お寿司の花』、なるほど。いいたとえですね。正に、そんな感じを楽しませてもらいました。
そんでもって、美味しいからたまりませんです!