このところ、煮物、炒め物、揚げ物をメインにして、『夏野菜の・・・』と『キノコの・・・』みたいな副菜が並ぶメニューが多くなっている。これはこれで美味しいから良い。だけど、「そろそろ生魚が食べたいなあ。」そんなことを思っているところに妻が、
「冷凍しておいたカツオとか、食べたいんだけど。」
おおっと、おぬしはテレパシストか。
ここまでは、二つ返事でOK。
「ホヤも戻そうかしら。」
「無理でないか?」
「そう?」
だって、
デーン
一片の横幅が40㎝。厚みもかなりある。これを戻したら、いくら美味しくても食べ切るのにかなり苦労するはず。ここにホヤを並べたら、どちらかに可哀想な思いをさせてしまう。本日は、≪カツオのタタキ≫。これ一本に絞りましょう。
調理に取りかかります。
・解凍します
ここが最大の関門になった。
※『塩分3%、40℃、20分』
これが海鮮の解凍時の原則なんだけど、この環境が整えられないのだよ。サクが大きすぎるのだ。いつも使っている、鍋もボールも対応出来ない。仕方がないので、しまってあった大鍋を引っ張り出してきてサイズをみると、ぎりぎりで何とかなりそう。
タタキだから、解凍後にもう一度加熱することになるので、完全解凍まではいかなくてもいいはずだよね。でも、
※サクをしっかり塩水に漬けないと、綺麗には戻らない。
色々考えた結果、以下のようになりました。
・ぬるま湯36℃を6ℓに、食塩200g溶かしたところに、冷凍したサクを投入
こんな感じ
・サクを包んでいたラップは、すぐに外せるようになります
・軽く重しをして20分待ちます
・鍋から取り出したら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります
・全面に塩を回しかけます
・串を適量刺して焼きやすくします
※中心部が凍っているけど、気にしない
・表面をしっかり焼いたら冷水で冷まし、水分を拭き取ります
いい感じですよお!
中心部が、まだ凍っているので切りやすかったです
・冷蔵庫のチルドに入れて、食事時間まで待機
1枚が大きい!タタキと言うよりローストカツオです
ネギとニンニクを乗せて戴きました。シソを乗せた方もいます。
堪らない旨さです!でも、大きすぎて、やっぱり食べきれませんでした。
ホヤに手を出さなくて正解だったみたい。また、頃合いを見て堪能すれば良いだけだものね。
それにしてもありがたい冷蔵庫様よ。好きなときに生鮮料理を楽しむことができてしまう。
これは、カツオを送ってくれた石巻の叔父叔母は勿論ですけど、文明に感謝ですね。アリガタヤアリガタヤ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます