山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

文明に感謝!海鮮料理

2022年08月22日 | 日記とレシピ

 このところ、煮物、炒め物、揚げ物をメインにして、『夏野菜の・・・』と『キノコの・・・』みたいな副菜が並ぶメニューが多くなっている。これはこれで美味しいから良い。だけど、「そろそろ生魚が食べたいなあ。」そんなことを思っているところに妻が、

「冷凍しておいたカツオとか、食べたいんだけど。」

おおっと、おぬしはテレパシストか。

 ここまでは、二つ返事でOK。

「ホヤも戻そうかしら。」

「無理でないか?」

「そう?」

だって、

       デーン

一片の横幅が40㎝。厚みもかなりある。これを戻したら、いくら美味しくても食べ切るのにかなり苦労するはず。ここにホヤを並べたら、どちらかに可哀想な思いをさせてしまう。本日は、≪カツオのタタキ≫。これ一本に絞りましょう。

 調理に取りかかります。

 ・解凍します

 ここが最大の関門になった。

 ※『塩分3%、40℃、20分』

 これが海鮮の解凍時の原則なんだけど、この環境が整えられないのだよ。サクが大きすぎるのだ。いつも使っている、鍋もボールも対応出来ない。仕方がないので、しまってあった大鍋を引っ張り出してきてサイズをみると、ぎりぎりで何とかなりそう。

 タタキだから、解凍後にもう一度加熱することになるので、完全解凍まではいかなくてもいいはずだよね。でも、

 ※サクをしっかり塩水に漬けないと、綺麗には戻らない。

 色々考えた結果、以下のようになりました。

 ・ぬるま湯36℃を6ℓに、食塩200g溶かしたところに、冷凍したサクを投入

       こんな感じ

 ・サクを包んでいたラップは、すぐに外せるようになります

 ・軽く重しをして20分待ちます

 ・鍋から取り出したら、キッチンペーパーで水気を拭き取ります

 ・全面に塩を回しかけます

 ・串を適量刺して焼きやすくします

 ※中心部が凍っているけど、気にしない

 ・表面をしっかり焼いたら冷水で冷まし、水分を拭き取ります

       いい感じですよお! 

       中心部が、まだ凍っているので切りやすかったです

 ・冷蔵庫のチルドに入れて、食事時間まで待機

     1枚が大きい!タタキと言うよりローストカツオです

 ネギとニンニクを乗せて戴きました。シソを乗せた方もいます。

 堪らない旨さです!でも、大きすぎて、やっぱり食べきれませんでした。

 ホヤに手を出さなくて正解だったみたい。また、頃合いを見て堪能すれば良いだけだものね。

 それにしてもありがたい冷蔵庫様よ。好きなときに生鮮料理を楽しむことができてしまう。

 これは、カツオを送ってくれた石巻の叔父叔母は勿論ですけど、文明に感謝ですね。アリガタヤアリガタヤ。



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