山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

おとなのあじ(さんぽうた108)

2021年10月10日 | いきもの

  おとなのあじ  ぴもん・こむむ

 

わかいこには むりよ

わかんないとおもう

わたしの おいしさ

 

つよがりは だめ

ちかづくと

やけどするわよ

 

おとなのあなただって

むりはしないでね

からだに どくかも

 

ほんのすこしでいいの

わたしをあじわうなら

 

それだけで

つたわるはずよ

 

あなたをやきつくす

もえるおもい

 

       可憐な花を咲かせます

 この花もナス科だそうです。

       花のあとには実をつけます

       はじめは緑色

 もう何の花か分かったんじゃないかな。

       熟すと見事な朱色に染まります

 我が家の食卓の共(友?)、トウガラシです。英名は『チリ・ペッパー』、仏名は『ピモン・コムム』だそうです。

 その強烈な辛さのため、虫や動物を寄せ付けないのでしょう。我が家では、昔から穀類や豆類の保管箱の内側に貼り付けていました。

 この辛さ、子どもの頃は、とてもでないけど受け入れられなかったのに、今では、様々な料理になくてはならないものに変わってしまってます。人間の味覚って不思議なものだと思います。

 ところで、この『辛い』という先入観を除いてトウガラシを見つめてみると、可愛らしいと思いませんか?花も実も、キュートな魅力に溢れていると感じていたんで、ちょっと『こむむ』さんに話を聞かせてもらったんですよ。そうしたら、やっぱり、「無理はしないで♡」と言われてしまいました。

 散歩道では、その姿を楽しみつつ、食卓では、ほどほどに、末永く付き合っていきたいと思います。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿