3月下旬、書きかけのまま中断していた日記です
前回の山行からちょうど1週間が過ぎた。気温が低めだった7日間だが、三寒と四温のたし算をすれば、『温』が勝つはず。そんな願いを心にいだいて出発する。
今回も、前回と同様にA氏が同行する。今回は、私が運転手だ。そして、もう1人、この日記にも時々登場している最上郡在住のT氏と合流する予定。
2時間あまり車を走らせて待ち合わせ場所へ。半年ぶりだが、T氏も元気そうでなによりだ。早速、目的地へ。
身支度を調えて藪を歩き始める。
ワサビの花 けれど
ワサビの花が増えています。けれど、だいぶ気温が下がったらしくて、葉っぱの方がダメージを受けている感じ。昨日、一昨日と雪が降ったからなあ。仕方がないと思う。でも、ちょっとだけ春の歩みが前進しています。
ワサビの収穫
同行者達は、ワサビ採りを始めました。私は、前回、結構欲張って採ったから応援団に回ります。
さて、他の山菜はどうなっているかな?
まだ冬眠中
コゴミの株があるけど、芽吹きの気配なし。
これは オニ?コゴミ
本来だと、こんな風に株の中心から、グルグル巻きの芽が出てくるんです。でも、まだ、『温』が足りないみたい。
心の中の越後屋マタギが、
「代官様、やはり準備しておいて良かったですな。」
と囁く。
「さすがじゃのう。しかし、このことは口外無用。誰にも話してはならぬぞ。」
「もちろんですとも。ふっふっふ。」
などとやりとりしながら、リアルな春を求めて歩く。
フキノトウ
フキノトウは、蕾状態からトウが立ってきているので少々貰って帰りましょう。これは、炒め煮にして戴く予定。
本格的な収穫は、もう少し先ですね。代わりに春の進み具合を確かめながら歩いてみましょう。
カタクリ
キクザキイチゲ
山の中も、前回より華やかになってきたみたいです。おや?
ヒロコ(アサツキ)
春の香りを楽しむ山菜です。
これも貰って帰りましょう。
例によってワサビの洗濯
私は十分満足(家で待っている山菜もあるしね)。同行の2人も満足したみたい。
これから、少しずつ進んでいく季節を味わいながら、マタギは山に溶け込んでいきたいと願っています。
To be continued!
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