山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

あたがぐなてきたず(さんぽうた178)

2023年03月02日 | いきもの

  あたがぐなてきたず   ふゆから はるた

 

ゆぎ なぐなてきたなや

 

ひさしぶりだず

おひさま みんのよう

 

たまげだず

ゆぎ とげっと

すぐ くさ はえでくんのな

たいしたもんだべ

 

びっき は よう

まだ

ねっだほうが いいべな

みず つってえもん

 

くうもんも ねえべ

んだがらよ

もうすこし ねでろ

 

もう ちょぴっと

あたがぐなったら

おごして けっからよう

 

       そでひぢて むすびしみずのこほれるを・・・

       春の風が溶かし始め

       田んぼが姿を現してきました

       驚くのは植物の緑

いつでも顔を出せるように待ち構えているのが分かります。

「んでもよ。びっき(かえる)には、まだ早えべ。」

『はるた』君の声が聞こえます。

「んだべな。あと2か月ぐらいがな。」

「うん。もう少し眠てで貰うべ。」

とのことでした。

 田んぼの中では、植物やかえるだけでなく、いろいろな昆虫の卵なんかも眠っているはずなんですよね。もうすぐ、みんな目覚める時がやってきますよ。

 それまで、そして、その後も『はるた』君よろしく面倒を見てあげてくださいね。

 本日は、天然のビオトープ、『はるた』君のうたを聞かせてもらいました。



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