山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

久しぶりにみんなで食事

2023年08月01日 | 日記とレシピ

 ゾンビ化4日目の朝。起き上がってみると、身体が軽い。喉の痛みも半減している感じ。体温を計ってみると、37℃丁度。平熱に近づいてるじゃないの。これなら、6日目頃には職場復帰できそうな感じ。

 正直なところ、昨日の状況だと、職場復帰なんて夢のまた夢。どうやって命をつなぐかで精いっぱいな感じだったのだ。

 熱もさることながら、今回ダメージが大きかったのは、『喉』。痛くて仕方がないのだ。ちょっと飲み込む動きをしただけで、鼻の奥から気管まで、電気を通したような痛みが走り、身動きが取れなくなる。治まってきたところで再度挑戦するが、また同じ結果。これを繰り返すと、唾を飲み込むことすら怖くなってくるのだ。もちろん、食事も喉を通らない。そんな中で、比較的飲み込みやすかったのが、

       一日前に作っておいたアイスクリームと

       ゼリー状の栄養ドリンク

 細かい説明は抜きにして、お陰で命を救われた、という感じ。こういう事態に陥ったことがなかったから今まで考えたこともなかったんだけど、いざというときのために常備しておいた方がいいものだということが、身に染みてわかりました。購入しておいてくれた妻に感謝。(今回、マタギと同じ症状になった息子のために買ったようです)

 さあ、4日目。体も動きそうだし、少しはまともに食事を摂れそうな気がする。だったら、あれで行ってみますか。その名も、

   ≪パンプキンスープ≫

 昨日、『かぼ ちゃちゃまる』君との会話を振り返った時に思いついていたんですね。栄養価が高くて、喉にも優しい美味しい料理です。

 で、以心伝心って言うのでしょうか。我が家がゾンビの館になって以来、「これを作りたい。」と思うと、「私もそう思っていたの。」みたいな発想のシンクロ率が高いんですね。昨日までなかったカボチャが、今日はあるのだ。

 聞いてみると、「使えないかなと思って、今朝買ってきた。」とのこと。我が意を得たり!ありがたく使わせてもらうことにした。「こんなに早く使ってくれるの?」と、妻は驚いていた。

 下ごしらえ・調理の部

 ・カボチャのわたと種をスプーンで掬い取ったら、少し濡らして

 ・耐熱容器に入れてラップしてレンジ、600w4分

 ※かなり高温になるので、冷めるまで少し間を空けます(今回は7分待ちました)

 ・スプーンで皮から身を外していきます

 ※まだ結構熱いですから指で支えるよりも箸を使うなど、工夫して作業した方がいいと思います

       だいたい、こんな感じに分かれます

 ・最終的にはスープですから、柔らかいうちに細かく潰しておきます

 ・調味料:バター30g、コンソメ1個、醤油小さじ1/2、砂糖小さじ1、牛乳300ml

 ・タマネギ1/2個をバターで炒めて

 ・透明になってきたら、カボチャと水300mlを加えて、牛乳以外の調味料も加えます

 ・蓋をして加熱。沸騰したら弱火で10分 ⇒ 消火

 ・粗熱が取れたら鍋を流しに下ろして、ハンドミキサー

 ※今回の元レシピ(栄養士のレシピさん)はスムージを使うらしいんだけど、ないので

 ※飛び散る心配があるので、作業場は流しの底です

       なんだかいい感じになってきました

 ・牛乳300mlを加えて

 ・弱火で、沸騰前まで、底にこびりつかないようにのんびりと混ぜていきます

 ・周りから水蒸気の泡立ちが始まったら火を止めて待機

       本日の夕食に添えました

 ふわっとした食感と甘みと、ほんの少しの塩分が心地よく喉を通り抜けていきます。家族も喜んで食べていました。

 そしてですね、本日は、家族全員での合作ディナーなんですよ。これは久しぶりなことで、非常に嬉しいですね(同じ食卓を囲んで食べるのも久しぶり)。日常が、確実に戻ってきている感じ。

 ああ、家族の健康に、改めて乾杯!

 そして、忘れていけないのが『かぼ ちゃちゃまる』くん。美味しいヒントをありがとうね。

 もちろん、以心伝心で素材を準備してくれた妻にも感謝。

 また、楽しい料理に挑戦してみようと思いますね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿