山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

雨だから焼売

2023年06月09日 | 日記とレシピ

 本日は休み。S川での山菜採りも一段落し、採り場も高度を上げて広がり始める時期です。だけど、先日来降り続いた雨で、県内の河川は増水しているはず。こういう日は、決して無理しません。自宅待機です。

 じゃあ、どうやって過ごすかっていうと、以前読んで面白かった本を再読するとか、自分の日記を読み返し、添削して、少しはましな文章にするとかでしょうか。

 でも、これで24時間過ごすのって、非常に退屈ですよね。なにやら、妻が

「ガスコンロがアラームを出して、点滅するようになったの。」

と言うから、出ているエラーコードに対応しそうな処置をしてみたら、あっさり収まってしまった。

 続いて、風呂のシャワーを使おうとしたら、水の出口の脇から溢れ出てくる。本体が劣化してひびが入ってますね。ちょっと触ったらポキンと折れてしまいました。はい、交換しましょう。ホームセンターで部品を買ってきて、修理完了。

 こういう突発的な事故処理も面白いです。でも、今回は、意外とあっさり片付いてしまった。さて、何か、有意義で時間のかかる楽しみはないかな。

 ・・・結局、辿り着くのは、クッキングですかね。

 普段手を出せない程手間がかかるけど、美味しい料理がいいなあ。考え始める。

 家にある食材で、早めに消費してしまいたいのが、タケノコとタマネギです。これを使って手の込んだ料理というと、

   ポクポクポクポク チ~ン

     ≪タケノコその他の焼売≫

 この冬、サンタさんからのプレゼントで届いたパスタマシンを使って焼売の皮を作りましょう!そこに、旬の食材を加えたら美味しいこと間違いなし! はい、それでは行ってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 この料理の場合、一番の山場は、生地作りになるはずなので、先に餡とトッピングの方を準備しておきます。

 ・合挽肉(300g)を解凍して、タマネギ1個をみじん切りに

 ・合流させたら、片栗粉50mlを混ぜて

 ・砂糖大さじ3、オイスターソース大さじ2、摺り下ろししょうが小さじ1、鶏がらスープの素小さじ1強を加えてよく混ぜます

 ・ゴムベラで混ぜると、ほぼ手濡らさずでまとまります

 続いて、トッピングですけど、焼売と言ったらグリーンピースなのに、我が家では不人気。代わりに使おうと考えたのが、

       タケノコです

これに、ニンジンとかコーンとか、違う色の食材を並べたら、さぞカラフルになることでしょう。更に、カニカマも加わって、最強のトッピングが準備完了です(ニンジンは甘く煮ておきました)。

 そうして、最大の難関、生地作りです。

 なぜ難関かというと、焼売の生地って、私の知る中華生地の中で最も薄く仕上げる必要があるんです。そうしないと、ゴワゴワし過ぎて美味しくない。だから、気合と細心の注意を込めて薄く仕上げようとするんだけどうまくいかないんですね。

 ここで、パスタマシンの出番となるわけです。これを使うと、マタギの腕では作れないような薄皮の生地が出来てしまうのです。

 ・強力粉、薄力粉、ぬるま湯各100g(多すぎた)を混ぜてまとめていきます

 ・ここまでまとまったらラップで包んで30分寝かせます

 ・強力粉の打ち粉を敷いて、全体の1/4程を伸ばしてみましょう

 ・パスタマシンで徐々に薄くしていきます

 ・知る人ぞ知る工作マットで幅を揃えたら

 ・餡を包んで、底を平らにして、キッチンペーパーに並べていきます

 ・お好みのトッピングをして、蒸し器に入れたら、強火1分、弱火9分

        出来ましたよ!

       お好みで練り辛子を付けて

 戴きます! 

 みんな、喜んで食べていました。餡に下味が付いているので、醤油は使いませんでした。

       これを3回繰り返したら、餡がほぼなくなりました

 でも、生地は半分残っています。つまり、もう3回作れるということ。何やら、冷凍すれば、かなりの長期にわたって保存できるらしいから、今回は、そうしましょう。

 それにしても、恐るべきはパスタマシン

 マタギの腕では、とてもできないような薄皮が出来ちゃうものだから、数もたくさん作れてしまうんですね。

 毎度のことながら、山の神様、そして、パスタマシン様、ありがとうございました。改めまして、ご馳走様でした。

 雨の日のつれづれに、手間のかかる美味しい料理。自分にとっても家族にとってもいい時間になりました。返す返すもありがたいものです。



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