山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

夏野菜が届いた!

2022年08月21日 | 日記とレシピ

 勤務が終わって家に着くと、廊下に野菜。

       ピカピカのナス

       ジャガイモ

       おや?こちらもですね

 妻に聞くと、T氏が届けに来てくれたらしい。

「あと、キュウリとかトマトとかもあるの。」

早速、T氏にお礼の電話を入れる。

「いつもありがとうな。ごちそうさま。」

「なに、大したことねえ。」

「ところで、このジャガイモ、キタアカリとトウヤだよね。」

「んだ。」

「どうやって見分けるんだ?」

「ああ、芽の出っとこあっべ?そこがピンクっぽいのがキタアカリださげ、そこ見てけろ。」

とのこと。

 確かに、ピンクっぽいグループと色に変化のないグループとがある。忘れてしまう前に妻にも伝えておく。

 この見分けができれば、ジャガイモ料理の楽しみが倍増するんだよね。キタアカリは、柔らかく仕上がりやすく、トウヤは煮崩れしにくいのだ。

 さっそく味わってみたいものですね。もう夕方遅いから簡単な料理出来ないかな?

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪ポテトチップス≫

 確か、以前に食べ比べてみたら、トウヤの方が油焼けしづらいと分かっていたので、そのトウヤを1個分だけ調理して楽しんでみましょう。

 下ごしらえ・調理の部

       トウヤを洗って

 ・皮を剥いたら、スライサーで薄切りにします

 ※スライサーだと40枚ぐらいになりました

 ・キッチンペーパーで水気を吸い取らせたら

 ・150℃の油に10枚ほど投入

       浮き上がってきます

 ・泡立ちが完全におさまったら掬い上げます

 ※結構時間がかかりました。160℃まで上げても良かったかも

 ※温度が上がるほど時短になるけど、焦げ付きのリスクも上がります

 ・油を切ったらポリ袋に入れて、ひと塩してバフバフ

 完成です。

 大変美味しく出来上がりました。

 塩の塩梅は簡単ではありません。とにかく『少なめ』が基本になると思います。

 濃すぎたと思ったら、振り落とせばいいのですが、できれば一発で仕上げたい。

 やっぱり美味しい新ジャガです。これから、いろんな料理を楽しみますよ。

 T氏、ありがとうね。


おひるね するぜよ(さんぽうた156)

2022年08月20日 | いきもの

  おひるね するぜよ   おにやんま りょうま

 

あかとんぼも すなる

おひるね といふものを

やんまも してみんとて

するなり

 

まっこと

きもちいいのお

 

からだが やすまるきに

かぜも さわやかじゃ

 

けんどよ

おれには あわねえぜよ

 

だって

こうしてたって

えものは やってこんし

なんてったって

せかいが みえん

 

やっぱりそうじゃ

おれには 

とびつづける いきかたが

いちばん よう にあうきに

 

じゃあな

おれは たびにでるぜよ

えきさいてぃんぐな であいをもとめて

 

       珍しく休憩中のヤンマ

 普段は超スピードで飛び回っていて、カメラで捉えることなんてできません。それが、

「たまには、いいぜよ。」

とのことでしたので、撮らせていただきました。

 それから20日程したら、また同じ場所で会いました、

       ようく見ると、違うお方のようです

 聞けば、

「さすがに暑いきにのお。たまには、いいじゃろ?」

とのことです。

 もう一度確認。

       1匹目のお方

       2匹目のお方

 同じヤンマなんですけど、目の色と模様が違います。

 ただね、どちらもこの暑さで、ちょっと休憩がほしかったみたい。

「また、どこかで あおうぜよ。」

そう言ったかと思うと、すごいスピードで飛んで行ってしまいました。

 幕末の志士みたいな武闘派のヤンマ君達でも、たまに、赤トンボみたいにのんびりしたくなるときがあるのかもしれませんね。

 今年も、暑かったり豪雨になったりと安定しない夏です。無理せずに乗り切っておくれよ。

 じゃあね。(言葉遣いについての考証は雑です。悪しからず)


温めても美味しい生クリーム

2022年08月19日 | 日記とレシピ

 この夏のマタギ家の台所で、最も活躍しているのがこの方かもしれない。

       生クリームというもの

 今シーズンのテーマである『美味しくて冷たいスイーツ』には、必須のアイテムという感じ。そんでもって、この商品、賞味期限がかなり長いので助かるんですよ。まあ、一言で言えば、食材に追い立てられなくて済む安心感があるんですね。

 『ホイップ』君は、これからもスイーツ作りに欠かせないアイテムとして活躍してくれることでしょう。でもね、君の活躍の場面は、冷たい料理だけではないよね。温かいディナーにも使わないと申し訳ないかも。そんな気分になって考え始めた。

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪ふわトロオムレツ≫

 最近作っていないよなあ。今後、目標であるソフトクリームに近づくために(?)久しぶりに作ってみましょうか!という感じです。

 このことを家族に話すと、

「だったら、オムライスでしょう!」

という反応。

 いいでしょう。望むところだ。素敵なディナーになりますよ。・・・ただし、ケチャップライスは、お任せします。

 ということで始めます。

 下ごしらえ・調理の部

 ・卵6個を溶きほぐして、生クリーム60gとバター30gを加えて

       これは、生クリームを入れる前の画像

 ・水の入った鍋にこのボールを乗せて、加熱しながら混ぜていきます

       ※湯煎に集中!

 徐々に固まってきます。そして、

       この辺が頃合い!

 ・お湯から出しても、固体化は続くので、食べ頃になる前に鍋から外します

       ケチャップライスの上にかけたら出来上がり

       完全に包み込むのもいいけど・・・

 ふわトロ優先で盛り付けました。ついでに、

       ミズの浅漬け(これも大事なアクセント)

 大変結構な夕食となりました。

 やっぱり生クリームは、きき役者です。冷たくても温かくても、料理をふくよかに仕上げてくれます。

 ありがとうね。

 だいぶ少なくなってきたから、また補充しに行きましょう!(明日はスーパーかな)


冷製パスタも美味しいよ

2022年08月18日 | 日記とレシピ

 この夏の料理のテーマは、『冷たい』です。特に、スイーツについて研究を続けてきているんですけど、それに準じるぐらい力を入れているのが、『冷たい麺料理』

 1日のうちで一番気温の上がる時間帯。しかも、体温並みに暑い中で食べるランチには工夫が必要だよね。

 で、ここまで試してきたのが、ラーメン系と、蕎麦系と、うどん系と、そうめん系を各種。

 「あれ?試していない麺があるじゃない。」

気付いたのが3日前で、早速試してみたら、そんなに簡単でないことが分かった。その名も、

   ≪冷製パスタ≫

です。

 初回作品は、

       夏野菜とツナの冷製パスタすりゴマオリーブ風味

 名前だけ聞くと美味しそうだし、実際「美味しい」と言ってくれた人もいたので、良いと言えば良いのだけれど、作者としては、イマイチ。

 一言で言えば、コッテリし過ぎてしまった。

 改善点も分かっているんだけど、2日後には別の作品に取り組んでみることにしました。あえて命名すれば、

   ≪サラダパスタ≫

といったところかな。

 コンセプトは、前回の『コッテリ』を『サッパリ』に切り替えること。さあ、行ってみます!

 下ごしらえ・調理の部

 ・キャベツ数枚を外して

       芯でも外側でもOK

 ・1分半ほど茹でて水にさらし

 ・クルッと巻いて千切りに

 ・ギュッと絞ってザルの上で待機

 ・ムラサキタマネギの残り(1/4個?)を薄切りに

 ・キュウリ2本をスライスして合流。ひと塩して待機

 ※頃合いを見てギュッと水気を絞ります

 ・ロースハム6枚を千切りにして合流

 ・更に、先ほどのキャベツも加えて味付け。

 ※酢50g、マヨネーズ90g。塩コショウ適量

 ・パスタは表示時間+1分ほど茹でて、冷水で洗います

 ・冷やしておいた皿に盛り分けたら、先ほどのサラダをかけます

       爽やかな感じ!

 このまま、サラダとパスタとを混ぜながらいただきます。

 お好みで、コショウの追加、醤油なんかもありだと思います。

 ただ、一部のお客さんから「酸っぱいの苦手」という声が上がりました。この辺は、相手に応じて加減しなければいけませんね。次回以降への反省です。

 それでも、最後まで食べてくれたので良しとしましょう。あとの二人は喜んで食べていました。

 『コッテリ』から『サッパリ』へ。目的達成かな?

 次への課題も見えたので、また、試していきたいと思います。

 真夏の暑さも終盤(?)です。

 さあ、次は何を作ろうかな?


究極のアイススイーツ??

2022年08月17日 | 日記とレシピ

 ドドドド ガガガガ  ドドドド ガガガガ・・・

 おっとこっちにゃ チョコレート

 なんとそっちにゃ ビスケット・・・

 美味しいお宝 掘り起こせ!

 ・・・俺たちゃ働く 虫歯建設株式会社!

 むかーしむかし、NHKの『お母さんと一緒』で流れていた歌の一部です。

 この夏、(現時点で)辿り着いた究極のアイススイーツのイメージが、この曲なんですよ。そのスイーツの名は、

   ≪かき氷≫

 普通じゃん。と思われるかもしれないけれど、我が家にとっては究極なんです。その辺のいきさつと製法についてまとめておきます。

 ことの始まりは、こちら。

       かき氷のシロップです

 アイスクリームやフローズンヨーグルトの味や香り付けとして、主にジャムを使ってきたんだけど、もうちょっと綺麗に簡単にできないかなと思って探し出してきました。例えば、

       綺麗でしょ

 こんな風に使えます。

 これはいい!と、使い方を考えたんだけど、やっぱり、まずは本来の使い方、かき氷でしょう。

 だけど、我が家には『かき氷器』がないんだよねえ。

 どうすればいいか考えた結果が、以下の料理です。

 下ごしらえ・調理の部

 ・200gの氷(4人分)を準備してみました

 ・フードプロセッサーに入れて粗みじん切り数秒

 ※ここで、『ドドドド、ガガガガ・・・』が始まるので蓋を上から押さえました

 ※この段階がうるさいんだけど、ほんの数秒の我慢です。

 ・続いて、低速⇒高速と、混ぜながら細かく砕いていきます。

 ・あとは、盛り分けてお好みの味付けをするだけです

       メロンと

       イチゴと

       ブルーハワイ?

       コンデンスミルク

 どれも美味しいです。それから、このぐらいの量(1人50g)が丁度いいと思います。もちろん、ブレンドも美味しいです。食べているうちに、頭が『キーン』としてくるんだけど、この感覚がたまらないのよ。

 この料理、調理時間が、僅か数分という優れもの。

 『時短』、『涼』という2点に関しては、究極の料理と言って良いでしょう。

「かき氷器、買ってきたら?」

と、妻から言われるんです。多分、この『ドドドド ガガガガ』が気になるんだと思うんですけど、マタギとしては、FPの底力を信じたいんだよなあ。

 もし、この辺の情報をお持ちの方がいましたら、教えて下さい。

 よろしくお願いします。