君は水深何メートルで生きようとしているのか
トビウオのように空に飛び出したいのか
砂浜のハゼのようにチャポチャポ暮らしたいのか
水面に角砂糖の幸福を積み上げて溶けるのを待っているのか
深海魚のように真っ暗な海底でぺっちゃんこになって生きたいのか
僕はこの水深300メートルの息苦しい深海にずっと住んでいる
誰か僕を網ですくって救ってくれ
アンコウほどのダシは出るぞ
2200年 日本半漁人組合初代会長 八田二郎の詩の朗読
トビウオのように空に飛び出したいのか
砂浜のハゼのようにチャポチャポ暮らしたいのか
水面に角砂糖の幸福を積み上げて溶けるのを待っているのか
深海魚のように真っ暗な海底でぺっちゃんこになって生きたいのか
僕はこの水深300メートルの息苦しい深海にずっと住んでいる
誰か僕を網ですくって救ってくれ
アンコウほどのダシは出るぞ
2200年 日本半漁人組合初代会長 八田二郎の詩の朗読