襟裳岬に流氷が到達したのは昭和59年3月が最後です。
そのときの写真です。
近年は、根室海峡から太平洋へ流出することも少なくなりました。
流氷が来ると、コンブなどの海藻が剥ぎ取られるため、その年、次の年はコンブは不良ですが、コンブが根付く岩の表面の他の海藻もなくなるため、コンブ胞子の着生が良くなるようで、3年目は豊漁になるそうです。
かつては、ダイナマイトで岩の上の海藻を吹き飛ばしていました。
現在では、浮きにチェーンをぶら下げ波の動きで海藻を削ったり、専用の機械で海中の岩をゴリゴリしたりして、コンブの増殖に取り組んでいます。