未容柳あっという間の八十余年 ひよどり 一平
（びようやなぎあっというまのはちじゅうねん）
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またまた高齢ドライバーによる交通事故が多発している。
以来、重大な社会問題と捉えた報道がなされていて、高齢者の私としては、とても憂鬱。やはり肩身が狭い。「交通事故予備軍」と思われているのかもしれないなァと思ったりもする。
杉良太郎が免許証を返上したというニュースには、強い違和感を感じてしまった。彼と私たち一般人とを一緒に論じてほしくない。
論の根っこは事故を根絶すること。「今後運転しない！」は、究極の施策なのだが、地域や本人の事情によっては、実行しがたい面がある。
「安全対策車への乗り換え」は有力な手段であろうが、経済的な面が大きい。
事故の報道は、事故原因に関する専門家の検証結果や当事者の当時の健康状態についてまで、可能な範囲で明らかにしてほしい。
それらを総合的に考えながら、高齢者としては、「免許証の返上」、「安全対策車への乗り換え」、「健康診断」などの次なる行動に繋げたい。
