新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

憎んでいる奴となら

2019年06月20日 00時00分06秒 | 写真と俳句

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       憎い奴と蛍袋の中に棲む   ひよどり 一平

   (にくいやつとほたるぶくろのなかにすむ)

    ・・・・・・・・・

 私は蛍袋が好きだ。なんとも不思議な植物で、大真面目に袋をぶら下げているのだが、そこが意味もなく面白い。

 植物学的な解説は知らなくていい。憂鬱そうに袋を下げていてくれるだけで、私は嬉しがってしまう。

 こんな小さな袋の中に、どんな奴となら棲めるだろうか。

 男同士であろうと女同士であろうと、好きな者同士では揉め事が起きそうだ。これは避けたほうがよさそうだ。

 憎んでいる奴となら、揉めることもなく、棲めるかもしれない。

 憎んでいる奴とであれば、お互いに我儘は言わないだろうから。

 ひょいとそんなことを思った。

 下らないことで時間を無駄にしてしまった。猛烈に反省!

コメント (2)
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