新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

蛍草

2021年08月22日 14時22分12秒 | 写真と俳句

    寂寥はかほどのものか蛍草     ひよどり 一平

    (せきりょうはかほどのものかほたるぐさ)

   ・・・・・・・

 大袈裟に言えば、新型コロナによって、いっときのわれわれは、死と対峙させられたような気分に陥った。

 死から逃れたいのであれば、もはや自粛しかなかった。(と、思わされた。)

 自粛の日常が襲ってきた。そこには、選択の自由などはなかった。

 貴重な時間が、自粛によって費やされた。寂寥の日々を送った。

「寂寥」は私から、多くのものを奪った。今さら取り戻しようもない。

 もちろん得るものもあった。ここで言うほどのものではない。

 

コメント (2)
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