うしろから来て秋風の過ぎゆけり ひよどり 一平
(うしろからきてあきかぜのすぎゆけり)
・・・・・・・
ほんの一瞬のことであった。
秋風が耳元を吹き抜けて行った。
「あっ、秋風だァ」と思った。前にも後ろにも、なにもなかった。
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