台風10号で大被害を被った近所の鶏頭が、やっと生き返った。
毒々しいほどの赤。
大きな頭を並べ、じっと私を見つめていて、気味が悪いような雰囲気だ。
花々は、どんな思いで私を見ているのやら。
(写真をクリックすると、大きくなります)
今日は彼岸のお中日。
高速道で、茨城県北部へ往復。
両親の墓参りである。
往路は中程度の渋滞。つまり、思っていたほど混んではいなかった。
久しぶりに弟妹たちと会った。
会えば、いつものことながら、戦争末期の話題が多くなる。
末弟は昭和21年生まれなので、戦争末期には、登場人物として出てこない。
だから話題には入れず、可哀想かなあと思っていたら、むしろ積極的に聞きたがる。
「それで、それで……」といった調子で、私たちの発言を促してくる。
苦労した団塊の世代。兄姉に対し、かなり気配りをしてくれた。ダメな弟と叱咤していたころが、まるで嘘のよう。やはり、歳月は人を変えてくれる。
自分が知らない時代の両親に、会いたい気持ちもあったのかもしれない。
少しばかりいじらしく思えた。
帰路は予想に違わず、大渋滞。
でもまあ、今年のお彼岸も無事に過ごせて、しんそこホッとした。
コメントをありがとうございます。
息子さんと同居されるのですか。
前のブログは更新しないのでしょうか。
最近はケイトウのの花もあまり見かけなくなりましたね
一昔までなどこの庭先に咲いていた初秋を代表する花でしたよね。
このように何かといえば、すぐに昔話になるのが老人だそうです、がしかたないですね
息子に言われます
「親父、今日は昔話なしだよ・・今度ゆっくり聞くからさ」
すっかり立場も逆転してしまいました。
いい息子さんですねえ。
私のところでは、昔話をする余裕がなさそうです。
本当は聞いてほしいですよねえ。