新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

B1出口

2019年06月24日 22時47分28秒 | 写真と俳句

  戻り梅雨B1出口でフラれけり   ひよどり 一平

 (もどりつゆビーワンでぐちでふられけり)

   ・・・・・・・・

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憂愁のことば

2019年06月23日 11時28分06秒 | 写真と俳句

   憂愁の言葉ちりばめ額の花   ひよどり 一平

  (ゆうしゅうのことばちりばめがくのはな)

    ・・・・・・・・

 私は絵も書も書けぬ。彫刻も彫れない。

 したがって、心模様の表出はもっぱら文字や言葉に頼っている。

 この文字や言葉に頼った心模様の表出は、かなり利便性が高いのだが、時には諍いを作ってしまうこともありそう。

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昨日の私と今日の私

2019年06月22日 00時38分29秒 | 写真と俳句

  彼は彼我は我なり花菖蒲   ひよどり 一平

 (かれはかれわれはわれなりはなしょうぶ)

  ・・・・・・・・

  人はそれぞれなのだ。  いろいろな生き方があっていいではないか。

 私自身、自分がどんなヤツなのかよく知りもせずに生きている。

 昨日の私が私なら、今日の私も私。

 でも、昨日の私と今日の私は、同じ私でも違うかもしれない。

 昨日の私は、何事にも腹を立てる私だったが、今日の私は果たしてどんな私だろうか。

 

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人恋し

2019年06月21日 06時19分02秒 | 写真と俳句

  紫陽花の雨に降られて人恋し  ひよどり 一平

 (あじさいのあめにふられてひとこいし)

   ・・・・・・・・・

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憎んでいる奴となら

2019年06月20日 00時00分06秒 | 写真と俳句

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       憎い奴と蛍袋の中に棲む   ひよどり 一平

   (にくいやつとほたるぶくろのなかにすむ)

    ・・・・・・・・・

 私は蛍袋が好きだ。なんとも不思議な植物で、大真面目に袋をぶら下げているのだが、そこが意味もなく面白い。

 植物学的な解説は知らなくていい。憂鬱そうに袋を下げていてくれるだけで、私は嬉しがってしまう。

 こんな小さな袋の中に、どんな奴となら棲めるだろうか。

 男同士であろうと女同士であろうと、好きな者同士では揉め事が起きそうだ。これは避けたほうがよさそうだ。

 憎んでいる奴となら、揉めることもなく、棲めるかもしれない。

 憎んでいる奴とであれば、お互いに我儘は言わないだろうから。

 ひょいとそんなことを思った。

 下らないことで時間を無駄にしてしまった。猛烈に反省!

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