春光や白雲縫うて飛行雲 ひよどり 一平
(しゅんこうやはくうんぬうてひこうぐも)
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気分はすっきり晴れてはいないが、季節の歯車は順調に動いている。
麗らかな日差しは優しく眩しい。
新型コレラさえなければと、つい愚痴っぽくなってしまう。
常のことであれば、観光地の誘客宣伝がかまびすしいところだが、今年は、「来るな、来るな」の悲しい逆宣伝に大童。
悲しいゴールデンウイークだ。
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思えば昭和20年(1945年)の夏は、アメリカ軍の空襲だ大変なことになっていて、勉強どころの話ではなかった。
だが、今年のように、新学期からずーっと休校というほどのことはなかった。
もちろん、東日本大震災を考えれば、どちらがどうなのか分からない。
しかし、新型コロナウイルスという敵は、見えないだけに不気味であり怖い。
とてつもなく大変な事態であることには違いない。
竣工屋