有利?不利?

2010-12-13 05:36:41 | Bicycle
『自転車で言う「軽さ」は、武器』…誰かがそんなことを言っていたっけ。
確かにね…。
1kg 軽い自転車って、本当にびっくりするぐらい軽い。

『そんなに軽いことがすごいのならば、自分のカラダを軽くするのが一番…。』
それも納得…。
同じ 1kg 軽くするなら、自転車の重量を絞り取るよりも自分の体重を絞った方が安くて簡単。

でも『軽いと言う武器』にも限界があってさ…。

最近のおいらを悩ませているのはその『軽さ』。
具体的には人間の体重。

おいらが主に乗るバイクは MTB で、ロードバイクと違う。
平らに均された道路ではなく、悪路を走ることが大前提の MTB には、最低限必要なライダーの体重がある。



夏に赤鯱号のフォークを ROCKSHOX TORA SL から ROCKSHOX REBA TEAM に変更した。
REBA の値段は TORA の約3倍…だが、フォークの性能差は桁違いだった。
100mm travel をほぼ使いきれる…『これがサスペンションなんだ!』と思った。
逆を言ってしまえば、57kg のおいらの体重では、TORA はまともに機能してくれなかった…ってこと。

TORA は決して悪いフォークじゃない。
真剣に里山遊びをしている(…と言う表現が適切かは『?』だが)MTBer のハードな使用に1年半耐えてきた。
街乗りの『なんちゃって MTBer』的な使用レベルではない…と自負している。
でも、おいらの体重では、下からの突き上げ『=input』を押さえつける上からの圧力(=体重)が足りなくて、サスペンションのストローク『=output』量が足りなくなってしまう。
…故に、リジットフォークに近い堅い仕上がりになる。

カラダの小さいおいらは、クランクでも苦労した。
身長の 10% がクランク長の基準…167cm のおいらは 170mm クランクでギリギリ…
ではなく、この間のブログ記事で書いた通りの短足ゆえに…長過ぎる…。
これより短いクランクは、DeoreXT までランクアップしないと売ってない…。

完成車の MTB は、乗る人を選ぶ…。
残念だがこれが現実。

次女の MTB …。
軽量・小柄…難問だ…。

ビギナーにこそ、良く動くパーツが必要。
MTB に乗る人は、悔しくって練習するヤツばかりなの?

次女にそう言う思いはさせたくないが…。

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