裏と表

2010-12-15 05:45:11 | Bicycle
先日のブログ記事で『ビギナーにこそ、よく動くパーツが必要。』と書いた。

この言葉をどのようにとらえるか…。
記事を書いてから考えていた。

性能の良いパーツは精度が高く、軽量…故に製造コストも高くなり、高価。

スポーツに限らず、良いものは高い…。
一部には『名前だけ』の商品もあるが『ブランド=安心の証』で値段の内と割り切って考えるのならば、商品の価格と品質は正比例する。

先ず『ビギナーモデル』を手に入れて、やってみる。
『面白い!』と思ったら、そこからランクアップ…これ、自然な流れ。

だが、面白いと思うまで『その物事』と対峙できるか?
スポーツでも楽器でも、ベーシックな部分は反復トレーニングが必要で、そこをクリアできないといつまで経ってもツマラナイ。
自分が上手くなっていくことが喜びに変わり、できなかったことが出来るようになることが楽しくて、
気が付けば、いつの間にかトレーニング自体が遊びに変わる。

やがて、仲間の輪の中での情報交換や試走(奏・技・打…)があって、知識も得て、
『あれがあったらなぁ…。』と、思うようになるんだよな。

ウチの長女のベースギターがその例で、
1万円弱で買ったベースを弾き続け、
友だちとバンドを組んで影響を受け、
刺激を貰ってまた練習して。
だから、良いものが欲しくなって…。

『MTB に乗る人は、悔しくって練習するヤツばかりなの?』
改めて問う…。
楽しさを体感できる性能、
自分がレベルアップしていく喜び、
『今』と『この先』ではその尺度が変わる。

今は何が必要で、何が要らないのか?

強すぎたら『甘やかし』、弱過ぎれば『スパルタ』。

裏と表をどう見極めるか…
それが読めれば苦労は無いが…。

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