基点

2011-08-02 09:18:02 | Built a House
先日も書いたとおり、新居の 1F は LDK とサニタリーのみ。
当然のことながら、サニタリー部分はオープンになるわけもなく、壁で仕切って向こう側。

家族みんなが集う LDK は、連合いの希望で対面式のキッチン。
カウンターを挟んでリビングダイニングになるのだが、大きな家ではないのでダイニングテーブルを置かずに座卓でリビングとダイニングを兼用する方向。
ひとり二人での食事はキッチンからのカウンターでできるようにして、家族みんなの食事は座卓を囲む…というわけだ。

そうなると、基本的に家族がリビングダイニングでくつろいでいれば、自ずと視線の高さは床上 1m からの見渡しということになる。
その視線高で一番デカい構造物は対面式のキッチンそのものだ。

見上げる視点と見下ろす視点ではものの大きさが、気分的に違う。

昨日、連合いが水回り関連のメーカーのショールームに行ってカタログをもらってきた。



ウチが依頼したハウスメーカーは、特にこちらから指定しなければ日立製作所系の Housetec という水回り機器メーカーを使うらしい。
ウチとしてはメーカーにこだわりがあるわけもなく、こだわってみたところで『関係が深い=無理が効く』を敢えて排して『関係が薄い=無理が効かない』ものを選ぶ必要もない。

カタログを見ながら連合いと長女…配色に絡んであれやこれや…。

『…。』黙って聞いているとしようか。

でもね、あんたら、カタログっていうのは、基本『見下ろす』視点なんだよ。
キッチンに立ってリビングダイニングを見下ろす視点と、
リビングに座ってキッチンカウンターを見上げる視点。

単独のイメージを先行させて過ぎて色選びに失敗すると、恐ろしく圧迫感があるリビングになってしまいそう。

キッチンカウンターの色が、LDK 全体の雰囲気を決めてしまう…。
配色の基点がそこにある…と、気がついてくれればいいんだが…。

先日の記事に書いた通り、1F の配色の決定権は連れ合いにある…。
そこのところ、ちゃんと理解しているのかなぁ…。

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