泥濘

2013-07-08 05:15:38 | Kids Soccer
長男が所属するサッカークラブは、梅雨空をついて二日続けての練習試合。

前日はアルビレッジ人工芝グラウンドと雨天でありながら最高の環境で試合に臨むも、翌日は小学校のグラウンド。
土のグラウンドで雨が降れば…



足元は極端に悪くなる。

日曜日の対戦相手は強豪チームが 2 つ。
前日の快勝のように行く相手ではない。

足元が悪くなってハッキリとするのは、選手個々の技術の差。
上手く転がらないボールをコントロールする決め手は、しっかりした基本技術。
いつも通りに行かなければ足元を見る回数が増えるワケでさ、スピードが落ちればいつものリズムでは攻められないし守れない。

雨なら雨で、強豪が相手なら強豪が相手で、何にチャレンジしてみるか。
練習試合ならそこを考えるワケで…本当なら。

ぬかるんだグラウンドにイライラを募らせる選手。
思うようにスピードは上がらないし、動きも鈍くなる。
決定的なチャンスはポストに嫌われ、フラストレーションが溜まる。

やがて…指導者から罵声が飛ぶ。
あぁ、始まっちゃったよ…。

タダでさえ強豪、タダでさえ不良コンディション。
全てが上手くいかない状況で、指導者と選手との間にコミュニケーションの溝ができて行く。

結果、2 連敗して終了。

ダメだな。
今回はグラウンドのぬかるみよりも、気持ちのぬかるみの問題。
劣勢に立った時こそ、指導者の真価が問われる。

今回の反省を子どもたちに…ではなく、指導者がどう考えるべきなのか。
劣勢の罵声は物事を先に進めない。

今回の『負け』は、負けるべくして負けた『負け』。
指導者がどう反省して、今後の指導につなげるべきか。

偉そうなことは言えないけれど、そここそ修正して擦り合わせておかないとさ。
そう思う。

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