暇?

2013-07-10 05:13:06 | Daily Life
関東甲信は梅雨明けしたみたいだけれど、『越』はまだ。
地域分類もいろいろあるが、甲信越と一絡げにされるなかで天気だけは別…天気は石川・富山と一緒の括り。
日本海側の雪の降る地域の特性なんだろうね、夏が暑くて冬は雪。



そんな天気もウソみたいな火曜日…次女は中学校行事の『職場体験学習』で動物病院へ。
何ゆえ動物病院かと言えば…第一希望に落選したから。
受け入れるのは民間の事業所が殆ど…人気があるから受け入れられるわけではない。

で、帰ってくるなり『暇だった』という。
そりゃぁ、そうだろう。

どんな業種にしても、中 3 の子どもらには接客・製造などの『直接業務』をさせられないと思う。
教えるのは教える側の仕事の『片手間』で簡易な作業を与えるくらい…例えば、床を掃くとか、掃除機を掛けるとか、窓をふくとか。

職場とは、労働者側の立場から言えば『自分の労働力を売ってお金に変える場所』で、生活の糧を稼ぐ場所。
職場体験の目的は『幅広く社会の知識を…云々』とまぁ、大義名分はあるんだろうけどさ、自分の目的に見合わない労働をさせられたって身が入らないだろう。
金もらってナンボ…逆に言えば、金にならない職場なんて正しく労働意欲が出せるワケがない。

中学生の労働が禁止されていることは知っている。
でも、こんな職場体験をするくらいなら夏休みに短期のバイトをさせた方が、まじめに労働する意味を理解させられるような気がする。

ウチの次女、獣医師になりたいとも、トリマーになりたいとも言っていない。
学校がお願いした事業所に人数ごとに割り振って放りこむくらいなら、3 日なら 3 日と決めて中学生でもできる短期のバイトでキッチリと労働して、対価となる賃金をキッチリ貰うこと。
これだけ働いて、これだけ『しか』もらえない…と、理解すること。
自分らの今のレベルは『そんなもんだ』と、理解すること。

だから学力が必要だ…とか、
だから資格が必要だ…とか、
だから技術が必要だ…とか。
そこまで理解させられないだろうけれど、自立して生活するための入口が労働だろ?

おいらの発想は極端なのは分かっている。
でも…暇を持て余す次女の発言に、大義名分と現実のギャップを感じる。

『そんなことを教えたいのではない』と言う歯がゆさが…うーん。

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