軸に乗れ!

2014-07-06 23:06:54 | Kids Soccer
昨日の続きである…。

如何に体幹を意識して体を動かすのか。
『フットボールネーション』には、まずは『歩くことから』とある。
モノは試し…歩いてみる。

でも、天から吊り下げられている様に軸を作る…とか、
足で歩くのではなく、下半身で歩く…とか、
色々な表現が使われているが…、
ハムストリングスが伸びることを意識して歩く…って、良くわかんないなぁ。

いろいろと試行錯誤…で、気が付く。
『背筋を伸ばし、胸を張って立ったときの上半身を維持すれば良いんじゃね?』

腰骨の上に真っすぐ上半身を乗せて、その上半身を維持した状態で歩こうとすると、腹筋と背筋で上半身を支えて、へそ下から後ろ足が体を押し出す感じになる。

うーん、これって剣道の面を打つ動作の時の足の運び?
上半身は胴体でしっかり支えて、後ろ足で蹴って前へ飛び出す感じ?

自転車のスタンディング・スティルをする時も一緒。
自転車の軸の上に自分の重心を乗せてバランスをとる。

自転車(特にトライアル・BMX・MTB などの飛んだり跳ねたり系)の場合、一般的には止まると倒れてしまうくらい不安定な乗りものだから、マシンコントロールの基本としてスタンディングを練習する。
ボールコントロールを体得するためにサッカーでリフティングの練習をするのと同じ感覚…かな?

荷重移動のウンチクは何年か前にブログで書いた。

人間の二足歩行はあまりにも当たり前すぎて忘れがちだけど、ロボット技術での二足歩行は今でも難しく、その動作は実は超不安定。
小さな子どもの内に自己流で体得してしまった二足歩行の方法を、スポーツをする上で重要な『軸に乗る』という基本で見つめなおせば良い…つまりそういうこと?

これは磐梯南ヶ丘牧場の MTB コースで、魔女っ子岩を降りようとするおいらの図。



降りる前はサドルの真上にある腰の位置が、



前輪が落ちたタイミングでサドルの後ろ側に下がっている。
こうしないと、前輪側に荷重が乗りすぎてバランスを崩し、自転車ごと前転する。

自転車やスキー・スケートみたいに『走る(滑る)』『止まる』という基本技術がないと転倒してしまうスポーツと違って、サッカーだと『走る』『止まる』という基本動作は教わらなくても自己流で出来ちゃうから、教わる技術は『蹴る』がスタート。

ところが…実は『自分という乗り物』の『軸に乗る』という基本動作が出来ないと『蹴る』という動作のパワーが出ない。
それどころかただ走っているだけでも、パワーロスしていたり、競り負けたりする…ってこと。

ははぁ、分かった!
『自分と言う乗り物を乗りこなせ!』ってことね。
そのために、胸を張って上半身を安定させて歩けってことね。

なんか納得!

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