長良川温泉 ホテルパーク

人気温泉旅館ホテル250選!岐阜城に一番近いホテル★桜満開お花見に! 高橋尚子マラソン・温泉エステがオススメ!

ホテルパークゆかりの文豪『川端康成』・・・・・・・・・・・・

2009-08-16 07:00:05 | 東日本発営業日記
以前、報道で、日本人で一番有名な人を上げてくださいと、中国の大学生にアンケ

ートをとったところ、文豪『川端康成』が№1でした。

川端文学は、中国でも大変よく知られているわけです。


ホテルパークや岐阜・長良川にもゆかりのある、文豪『川端康成』のことです。

    

このHPの『おもてなし』(歴史)~ホテルパークの歩み~にも紹介されています

    



(詳しい情報は)
http://www.hotelpark.jp/omotenashi/kawabata.html

川端康成は、ホテルパークがまだ『港館』と呼ばれていた大正10年に川端康成は

長良川に3度訪れこの場所を小説の舞台にしました。

    

当時の港館です。


    

題名は、『篝火』です。


20ページくらいの短編です。




川端康成と伊藤初代さんとの私小説にようなストーリーです。

川端康成さんの本当の初恋の話なのです。

伊豆の踊り子や雪国よりも早い、原点の恋のお話です。

もちろん舞台は岐阜、長良川とその周辺です。


長良川の川岸の宿から娘と一緒に鵜飼の篝火を眺める。

篝火に誓った恋。とそんな場面もあります。

    

この『篝火』を読むと川端康成の岐阜・長良川での足どりが良くわかります。

ついつい文学散歩をしたくなるような・・・・・・


川端康成は、この『篝火』のほかにも、岐阜を舞台に『南方の火』『非常』などを

残しています。


思い入れの深い場所なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


大正10年9月16日に長良川に訪れた川端康成や友人の三明、初代は、港館でト

ランプにあそび、夕食をとっています。


港館(ホテルパークの前身です。)





千代物三部作と言われる名作の一つ『篝火』はおすすめです・


伊豆の踊り子や雪国に比べてもひけをとらない小説ですが、一般の知名度は、もう

一歩の『篝火』です。

どうしてかな?と考えるとやはり映画化などになって紹介され無かったことかと思

います

    

ホテルより近くには、川端康成の石碑もあります。

全国の川端ファンのかたたちが、ゆかりの地を訪ねて、長良川をホテルパークを訪

ねていただいています。

中国や世界にも情報を発信してたくさんのお客さまにもっもっとお出掛けいただき

たいものです。









日本のシンドラーと呼ばれた『杉原千畝(すぎはらちうね)』さんのこと。

2009-08-16 00:49:18 | 東日本発営業日記
先日、映画『シンドラーのリスト』を見ました。

何回か、見た映画ですが、見終わった後、しばらくしゃべりたくなくなるほど考え

てしまう映画です。


岐阜で『平和のこと』を考える場所があります。・・・・・

   
画像は、元駐リトアニア領事代理の故杉原千畝(ちうね)さんです。





岐阜県にたいへん縁のある、杉原千畝さんのことです。


杉原千畝さんについては、戦争や平和のことを考えたり学んだりする上では、最近

よく名前が出てきます。


2005年には、日本テレビ系列で、終戦60年ドラマスペシャル『日本のシンド

ラー杉原千畝物語・六千人の命のビザ』と言う題名で放映されました。

(2005年10月11日放送)

反町隆史さん、飯島直子さんの主演でした。

    

また、歌手の吉川晃司さんがミュージカルに初めて挑戦、あの中島みゆきさんが、

初めてミュージカルに楽曲を提供し、話題となった『SE・M・PO日本のシンド

ラー・杉原千畝物語』が各地で公演されました。

    

『SE・M・PO』センポと言読み方は、千畝(ちうね)と言う発音がユダヤの人

たちに発音が難しいため、千畝の他の読み方のセンポと呼ばせたらしいです。

ドラマのほうは、DVDでも発売されています。


前置きが長くなりました。


『日本のシンドラー』と呼ばれた故杉原千畝さんは、岐阜県加茂郡八百津町の出身

です。

外交官として、バルト三国の一つリトアニアに駐在時代の出来事です。


リトアニアを詳しく。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/lithuania/index.html

杉原さんは、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるために、日本の

通過ビザを求めて集まってきた、およそ6000人にのぼるユダヤ人たちに外務省

の命令に反して”命のビザ”を発行し、その勇気と人道的行為が今でも、語り継が

れています。

    

    

出身地である、八百津町では、その功績を称え、2000(平成12年)7月に

『杉原千畝記念館』を開館しました。


    

八百津町のHPに記念館のこと、杉原さんのことが詳しく紹介されています。
http://www.town.yaotsu.gifu.jp/spot/sugihara/sugihara.html

記念館には、故杉原幸子さんが、資料提供した千畝氏の成績表やリトアニア・カナ

ウスの日本領事館に殺到するユダヤの人たちの写真など、多数が展示されていま

す。

    

画像は、杉原千畝記念館の開館に合わせて、幸子さんが、地元の中学生と記念撮影

に臨むようすです。(中央が幸子さんです。)・・・岐阜新聞のWEB版から



現在でも、リトアニアでは、杉原通りの名前が道に付くなど、平和の象徴のような

偉大な日本人として有名な杉原さんですが、その功績を称え、リトアニアにも『杉

原記念館』があり、公開され、地元の人や日本人を含め、世界の観光客が訪れてい

るそうです。

    

    

    

3点の写真は、リトアニアの記念館です。

上から、全景、執務室、入り口の門柱など。

現地の『杉原記念館』のHPは
http://www.geocities.jp/lithuaniasugiharahouse/


岐阜の杉原千畝記念館は、けっして交通の便のよいところでは、ありません。

ですから、なおさら、長良川や名古屋にお出かけになったときに訪ねてみたい場所

かもしれません。


『杉原千畝(すぎはらちうね)記念館』

岐阜県加茂郡八百津町1071

℡0574-43-2460

長良川方面からですと、

岐阜~JR(高山本線)~美濃太田から東濃鉄道バスで約35分です。
    (40分)

平和のことを考えるには、見逃せない世界的な場所かもしれません・・・・・・