5月10日に開幕しました長良川の鵜飼は、5ヶ月余のロングランを経まして、この15日、無事に今年度の日程を終了致しました。
今年は東日本の震災やそれに伴う各種の災害があったりで、どれほどのお客様にお越しいただけるか大変心配致しましたが、結果としてはわずか2%のお客様の減少ということでほぼ平年並みでした。
これは、各地の観光地が大幅にお客様を減らすなかで、とても有り難い現象で、鵜飼いという伝統の美に対する全国の方々の手厚いご指示の賜物と、厚く御礼申し上げます。
18日には大役を終えた鵜、130羽の健康診断が行われました。開幕前に比べ多少の疲労はあるものの、全員悪い病気もなく無事でした。でもやはり、神経は使うのですね。開幕以前よりやや体重は減っているようなのです。
しばらく休養して体力を回復した鵜たちは、やがて新たなトレーニングを開始します。このあたりはプロ野球の選手のオフ期間のトレーニングと一緒ですね。
こうして力をつけた鵜たちが、来シーズンまた長良川の川面で華麗なショーを繰り広げるのです。
今までお越しいただいたお客様、これからのお客様、どうか鵜たちの来シーズンにご注目ください。船縁を叩く船頭さんたちの歓声ともども、皆さんの応援のなか、鵜たちはまた、最高のパフォーマンスを繰り広げるものと思います。
あ、あ、あ、鵜飼いが終わっても見所満載、みなさんのご満足を演出し続けるホテルパークですよ。
(鵜たちにお疲れさんといってやりたいホテパクちゃんでした)