タクシーを使ったり歩いたりしていろんな所を訪ねましたので、その内の幾つかを記してみます。
夜の探訪では先ず大阪の「北の新地」に相当するという歓楽街を歩きました。ここもまた日本人客でもっているということで日本語の看板が多く掲っていましたが人通りは殆ど無く静まり返っていました。通りの角を曲がって庶民の通りに出ると、俄然活気を帯び、食料品を売ったり、路上のテーブルで食べさせたりしていました。龍山寺は260年の歴史を持つ台湾で一番有名な寺だそうで、道教独特の構えをもち、大人や子供まで大きな線香をあげたり、頭(こうべ)を何度も垂れる独自の所作で熱心に拝んでいました。周囲の雰囲気も庶民的で路上に椅子を置いて按摩さんが何人も営業していたり、夜店がずらっと並んだ通りもありました。
昼の部では、抗日や共産党軍との内戦で戦死した33万人の霊を祀る忠烈祠と蒋介石の巨大な坐像のある中正記念堂ではたまたま時間が合って双方で衛兵の交替式を見ることが出来ました。
台北101は高さ508M、世界で一番高いビルです。
親子電話の子器の受話器を少し大きくしたような日本語の音声ガイド器を借り、展望室のブース毎に打たれた番号を押すと、そこから見える範囲の建物や景色の説明が聞けます。ビルの概要や特徴の説明もあり、エレベーターは時速60KMで世界最速とのことでしたが、日立でも三菱でもなく意外にも東芝のマークが付いていました。
3日目にゴルフの後で行った逸邨(星乃湯)は日本の占領時代の創立で、北台湾に残る唯一の純日本式建築の料理旅館です。
年中湧いている天然温泉はパンフレットでは清く澄んでいるとありましたが、白濁していて不透明でした。
しかし本当に温泉につかったという感じで一気に疲れがとれました。
目的の一つでもあった国立故宮博物院は帰国の日4・21の午前中に訪ねました。
土曜日とあってかなりの人出でしたが、皆一ヶ所に留まることなく、ガイドの短い説明で次々に移動するので見たいものは十分見られました。
中国八千年の歴史の収蔵品と銘打っていますが主に清朝の宮廷のコレクションで、宋・元・明・清等四王朝の宝物が中心で65万余点を所蔵しています。
ここでも日本語のヘッドホーン説明を利用しました。
玉器、陶磁器、宝石や象牙の微細工芸品などから歴史上の貴重な品々は流石中国伝統の高い技術を示し、遠い昔にどうしてかくも優れた作品が創られたのか不思議でなりません。
現代ではとうてい製作不可能と思われるようなものが沢山あり感心しました。
唯、今回は期待していた絵画の展示が無かったのが少しですが残念でした。
夜の探訪では先ず大阪の「北の新地」に相当するという歓楽街を歩きました。ここもまた日本人客でもっているということで日本語の看板が多く掲っていましたが人通りは殆ど無く静まり返っていました。通りの角を曲がって庶民の通りに出ると、俄然活気を帯び、食料品を売ったり、路上のテーブルで食べさせたりしていました。龍山寺は260年の歴史を持つ台湾で一番有名な寺だそうで、道教独特の構えをもち、大人や子供まで大きな線香をあげたり、頭(こうべ)を何度も垂れる独自の所作で熱心に拝んでいました。周囲の雰囲気も庶民的で路上に椅子を置いて按摩さんが何人も営業していたり、夜店がずらっと並んだ通りもありました。
昼の部では、抗日や共産党軍との内戦で戦死した33万人の霊を祀る忠烈祠と蒋介石の巨大な坐像のある中正記念堂ではたまたま時間が合って双方で衛兵の交替式を見ることが出来ました。
台北101は高さ508M、世界で一番高いビルです。
親子電話の子器の受話器を少し大きくしたような日本語の音声ガイド器を借り、展望室のブース毎に打たれた番号を押すと、そこから見える範囲の建物や景色の説明が聞けます。ビルの概要や特徴の説明もあり、エレベーターは時速60KMで世界最速とのことでしたが、日立でも三菱でもなく意外にも東芝のマークが付いていました。
3日目にゴルフの後で行った逸邨(星乃湯)は日本の占領時代の創立で、北台湾に残る唯一の純日本式建築の料理旅館です。
年中湧いている天然温泉はパンフレットでは清く澄んでいるとありましたが、白濁していて不透明でした。
しかし本当に温泉につかったという感じで一気に疲れがとれました。
目的の一つでもあった国立故宮博物院は帰国の日4・21の午前中に訪ねました。
土曜日とあってかなりの人出でしたが、皆一ヶ所に留まることなく、ガイドの短い説明で次々に移動するので見たいものは十分見られました。
中国八千年の歴史の収蔵品と銘打っていますが主に清朝の宮廷のコレクションで、宋・元・明・清等四王朝の宝物が中心で65万余点を所蔵しています。
ここでも日本語のヘッドホーン説明を利用しました。
玉器、陶磁器、宝石や象牙の微細工芸品などから歴史上の貴重な品々は流石中国伝統の高い技術を示し、遠い昔にどうしてかくも優れた作品が創られたのか不思議でなりません。
現代ではとうてい製作不可能と思われるようなものが沢山あり感心しました。
唯、今回は期待していた絵画の展示が無かったのが少しですが残念でした。