人気ブログランキングへ←クリックをお願いします 土井
昨2月11日未明妻が旅立ちました。
入院をしたことがないのが自慢の元気な家内でしたが、人生の最終章も足早に走り去って行きました。
夕方遺骨と共に1人帰ってきました。
その後で葬儀場の人が2人来て仮安置の台を設定してくれ、供養の仕方などを説明して帰って行きました。
昨日から今日と息子、娘とフル稼働して、取り敢えずしなければならないことを済ませたら、この後のことに自信がないので気の張っているうちにとペンを取りました。
今もそうですがこの2日間いろんな場面で涙が込み上げてきて困りものです。
一昨日の夜は子供、孫全員が揃ってやや寒い一宮西病院10Fのロビーで短い仮眠はとれても殆ど眠れない夜を過しました。
夜明け前看護士さんに告げられてベッドサイドに行くと、激しい息は治まりかすかな寝息に変わっていました。
そしてすぐに文字通り眠るように息を引き取りました。
映画やテレビによくある目立ったしるしは全くなく、唯モニターの心拍数が静かに0になり、1番したの折線が水平な1本の線になりました。
霊安室に移されるのを待っている間に東の空に真っ赤な朝日が昇りました。
終日付き合ってくれた孫2人がせめてもの心を癒してくれました。
冬銀河仰ぎ看取りの病棟へ
暖房の部屋に点滴音もなく
冬の夜の灯(あかり)煌々息荒し
冬の夜の孫も健気に看取り待つ
看取り待つロビーに明けの寒さかな
冬の星一つ生(あ)れたり妻逝きて
妻逝くや冬の朝日の赤かりき
妻逝けり行く手は春の花園か
通夜の部屋
式場入り口
祭壇
孫の焼香
喪主(長男)の焼香
精進落とし、孫のパフォーマンス
同、孫の合唱
病気知らずの奥様が………急に。土井さんが、どんなにか辛く悲しく寂しい思いを…………と思うと、今の私には言葉が見つかりません。そのような状態の中でよく練習に来てくださいました。