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今日の喫茶店の雑談の中で一人の女性が孫に来た年賀状の文章を写して来て披露してくれました。
旧部署の上司からのもので要旨は移動して行った部下の中で年賀状を呉れたのは君一人だけだった。
しかし宛名まで印刷した年賀状を出すのはインクの無駄だから止めなさい。何事も良く考えて行動しなさいといったものでした。
そのご婦人はよくもまあこれだけはっきり言ってくれたものだ、孫も心に響くものがあっただろうと感心して内緒で写してきたのだと言っていました。
私がお孫さんが意見するだけの価値があると見込まれているいるのだと言うとまた喜んで感激していました。
印刷の年賀状については既に言い古されて今更でもないのですが、何とかならないのかという思いは変わりません。
一番味気ないのが旧年中はお世話になりました、本年もよろしくお願いします、皆様のご多幸をお祈り申し上げますという常套句と宛名が全て印刷のものです。
同じ印刷でも自分や家族の近況を報せる内容のものとか、苦労して撮った傑作の写真とかならまだその人への思いが繋がります。
自筆の名宛人だけに通じるコメントがあるのが一番有難いことは言うまでもありません。
私はといえば宛名は全て自筆で、コメントも出来るだけ相手に合わせて書くようにしています。
拙(つたな)くも宛名は自筆賀状書く
賀状書く近況少し筆で添へ
返信にこころ急(せ)かされ初硯