カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

尊厳死

2017-07-07 21:23:00 | 健康
去年の6月(クべックは2015の12月)からカナダは 病人が 医師に死を希望し 裁判で許可されたら 医師が患者を死亡させることができるという法律が決まった。今年の2月までに約1300人の人々が メディカル アシステッド デス を実行した。余妙数ヶ月と言われ 平穏な時に死にたいとか 筋ジストロフィーなどのいずれは窒息死 してしまう病であったり、がん末期だったり、本当は生きていたいけど、先がわかっているなら楽に死にたい。うん よくわかるその気持ちは。
私が日本にいた時は家族の意向で患者にガンの宣告をするというシステムだった。本人には本当の事を言わないでくれという家族が結構多かった。患者はおかしいなぁ なんでどんどん悪くなるんだろう。。と思い 、私らは時間がないからできるだけ家に帰してあげようとか 。心残りな事はないのだろうかと思うが病名を告げられないから どうしょうもなく悩ましい日々を過ごしているうちに どんどん悪化してしまう。最後の1週間とかはヤッパリ辛い。本人も家族も辛い。咳が止まらない。お腹が膨れる。痛み、吐気、いろいろな症状が出る。しかし 心臓は結構強く 最後まで諦めない。意識がなくなって 人工呼吸気までつけたら もっと苦痛を引き延ばすようなものだが 家族ができるだけ生きててほしいと要望されたら 本人が 死なせてくれと言っても延命治療は続行した。

日本はどうなのかな?尊厳死は良いシステムだと思うのだが。
コメント
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