カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

今年こそクリスマス プレゼント

2017-12-03 22:26:12 | 日記

カナダでの恩師、ケアギバー学校の先生とデニスじいちゃんにようやく今年はクリスマスプレゼントを送れそうだ。ささやかではあるが チョコレートと日本の小物。カードには近況とお世話になったことと 書いて同封した。 思えばこの2人なしで私の今の人生はないのである。

 まだ私は自分の限界が見えずに何とかなるさ、死ぬ気で働けばという気持ちでいた50歳の時、日本を飛び出してきた。日本の生活に限界を感じてたこともあった。もう夫を養うことに疲れて働けども、お金は家賃と電話代に消えてゆき 月20万の私の稼ぎでは全く足りない事態に陥っていた。 子供は成長すればするほど養育費がかかるという方程式を知らなかった。我が家は破産状態で その解決をカナダに求めて旅立ったわけである。2年ケアギバーをすればすぐ移民できると勘違いしてた。

そして申請のための膨大な資料は決して自分だけではできなかった。かといって弁護士に頼むとあれやこれやと1回に20万は軽くかかる。 申請しなきゃならなかったのは、ワークビザ、オープンワークビザ、永住権とあるし。仕事を3回変えた私はワークビザを3回も申請し取り直し、届くまで毎回 半年はかかっていたのである。永住権の申請時には初めの仕事開始からすでに3年過ぎていて、4年以内に申請しなきゃ振出しに戻るというシステムなのでほんとうにもうギリギリであった。最後にデニスじいちゃんに雇ってもらって本当に良かったなぁ。私の後任もデニスのところで働き、ぎりぎり4年になる前に申請できた。本当に大恩人だよ。

この大恩人の2人は70から80歳代なので、カナダの母と父といってもよいくらいである。今年はプレゼント送れて本当にうれしい。会いに行きたいなぁ来年は