散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

ちょっと旅気分(4)

2021-07-10 19:32:10 | 飲み歩き・札幌市内
JRの高架下を歩く。以前から気になっていた、立ち飲みの「H」に行っておこう。



店内の自動販売機で酒用の500円券を購入。日本酒が主流のようだが、見たことのない瓶が多く、敷嶋というのをお勧めしてもらう。



おお、これは美味いね。と言いつつ、そろそろ酔っぱらっているのと、先客の大学生らしい二人組の話が最低で、一杯飲んでスッと店を出た。

後は地下鉄で30分かけて琴似へ。今日は疲れたので、これで家に帰ろう。ちょっとした旅気分だったような、そうでもないような…。
コメント

ちょっと旅気分(3)

2021-07-10 18:35:19 | 飲み歩き・札幌市内
新さっぽろに戻り、この辺で一杯やっていこう。第1候補だった焼肉店はバスに乗る前に確認しておいたところ、7月11日まで休業。第2候補としていた、居酒屋「RK」へ。17時半営業開始のはずだが、このご時世、ちょっと早く開いたようだ。





まだ誰もいないと思われる店に入り、酎ハイと通しは大根と魚の煮物でスタート。煮物は7月ならば冷製で良かったはずだが、今日はちょっと涼しいため、今一つに感じる。



実に豊富なメニュー、何を頼むか十分な検討が必要だ。



まだ誰もいない店内。



考えた結果、鰺のたたきを注文。注文してから気がついたが、壁に「刺身3点盛り」の紙が貼ってあった。こっちだったかな~。



しかしボリュームたっぷりで出てきた鰺のたたき。薬味もたっぷりだが、それを乗り越えて、鰺の身の美味さを感じる。これはこれで正解だ。飲み物は秋田の爛漫を燗してもらおう。この店では一番安い日本酒なのだが、なかなかいい。

さて、問題は2品目だ。いくつか候補が上がる中、ポークチャップというのが目についた。居酒屋のポークチャップ、いいじゃない。

注文して待つことしばし。厨房から肉を焼く音がするのだが、なかなか出てこない。しばらくして、ポークチャップがやって来た。え、これは…。



いやー、値段が680円だったからこんなのが出てくるとは思わなかった。薄切り肉に洋風のソースを絡めたものだと思い込んでいたよ。これにて、この先の食べ物注文はあきらめ、代わりに、宮城の一ノ蔵を燗でもらう。

肉はとにかく食べ応えあり。ソースも美味い。野菜の付け合わせも多めに盛ってあって、バランスもいい。実はこの前にやはり一人客の年配氏が来ており、私がもう一つ気になっていた中華ヤッコ(480円)を頼んでいたのだ。それが運ばれるのを見ると、たっぷり豆腐にたっぷりひき肉炒めが載っている。あっちもなかなかの大物だったか。一人で注文するには、なかなか難しい店だね、これは。

ということで、ここで勘定をしてもらう。ずっと喋らなかった私だが、このタイミングで「もう1品くらい注文しようと思ったんですが、何しろボリュームが…」というと、店の人と年配氏に苦笑された。今日の客は2名で終わりになりそうだが、メニューの品揃えが豊富で、苦労されているんだろうなあ。



さて、そろそろ19時になるが、どうするかな。
コメント

ちょっと旅気分(2)

2021-07-10 16:35:20 | 美術・アート
新さっぽろからバスに乗り、野幌方面へと向かう。最初はそこそこ人が乗っていたが、最終的には2名。終点に向かう1名を残し、私は江別市セラミックアートセンターで下車。今年の目玉展示を見に行く。



■江別市セラミックアートセンター「花光コレクション」。北海道の文化財流出を防ぐために尽力した花光氏が、市立函館博物館に寄贈したコレクションである。陶器製の香合が多く含まれているため、ここでの展覧会となったのだろう。

蠣崎波響「春雨桜雉図」;雉の描きこみ密度が高く、なかなかの作品。函館市指定有形文化財。
松浦武四郎「蕗下コロポックル人の図」:松浦といえば、実際の地名を正確に記録して残した人だが、この図はどういうつもりで描いたのか。見たわけでもなかろうし、言い伝えが面白くて画にしてみたということか。
「蝦夷嶋奇観(写本)」:原本は東京国立博物館にあるらしい。上巻は女神さまに関する言い伝え、中巻は蝦夷地居家之部ということで、実際に見てスケッチしたであろう家の様子が描かれている。下巻は膃肭臍之部ということで、オットセイの生態が描かれている。

「雨龍文菓子器(蝦夷試製)」:一生懸命色絵付けをしている感じがある。
「青磁小判蟹香合」:愛嬌のある、蟹を象った香合。
「色絵摺扇香合」:扇に草花の絵付けがいい。
「青磁横唄香合」:「のんびり貝」のような形がいい。



■江別市セラミックアートセンター「小森忍新収蔵品展」。こちらも合わせて開催。
「白磁達磨立像」:足下に波の文様があるのだが、そこに水の泡まで細かく浮かべている作品。
「金襴手鳥文長手皿」:11枚そろうと、なかなか使ってみたくなる迫力がある。でも本当は12枚組じゃなかろうか?



時間があるので、裏庭に出てみた。誰もいないので、マスクを取って歩いてみる。



ふーん、こんな建物があったのか。



展示室そのものも、帰り際にちらりと他の観覧者を見たが、誰ともすれ違わなかったので、まさに安心安全(←イヤミ)である。「花光コレクション」の図録が千円だったので購入し、バスの時間には間があるが外へ。

バスで1停留所前にちょっとした建物が出来ているので、そこに行ってみよう。



途中にあるかなりカッコいいデザインの建物。



その前に本を模したと思われる彫刻があるのだが、「私有地につき関係者以外立入禁止」の看板を尊重し、遠くから撮影する。気になるなあ。



こちらの塔も実用品なのか、彫刻なのか、良く分からない。



そして、バスから見かけた、割と最近できたらしい建物。



中に入ると、野菜直売所、パン屋さん、ベーグルショップ、カフェがあるようだった。実は野菜直売所を見たかったのだが、この建物に入ると同時に閉店(16時)。やむなく、カフェでコーヒーを買い、休憩。





バス時間に合わせて再び外に出て、ちょっと歩く。



「殖民社」というバス停からバスに乗り、新さっぽろへと戻る。

コメント

ちょっと旅気分(1)

2021-07-10 14:15:28 | 食べ歩き
札幌市民ギャラリーを出て、バスセンター前から新さっぽろへと向かう。



大通の紀伊国屋さんで見つからない新刊があったので、新さっぽろの紀伊国屋さんに行き、本を無事購入。少々、早めに移動しすぎてしまい、時間が余る。ということで、カフェ「UCM」へ。今風過ぎず、かといって常連ばかりの喫茶店でもなく、気軽で入りやすい。

本日のおすすめコーヒー(土曜日はガテマラ サンルィス マラカタン)を注文。



上品な味という説明があったような気がするが、確かにソフトな味わい。コーヒーは濃厚好きの私だが、たまには悪くない。

程よく時間が経過したところで、そろそろ移動するか。

コメント

20210710ギャラリー巡り

2021-07-10 13:00:25 | 美術・アート
本日はコンチネンタル→富士フイルム→大通→らいらっく→三越→さいとう→市民→江別市セラミックアートセンターの8か所。

■コンチネンタルギャラリー「第61回北海道版画協会展」。
澁谷美求「家」:澁谷ブルーとでもいうべき青い円が縦に二つ。片方には家、片方には何かシンボルめいたものが表現されている。
古林玲美「空の心底」:これも特徴のあるスタンプ状の版画を集めた作品。久しぶりに見るけどいいね。
宮井保郎「NEBULA」:タイトル通り星雲にも、そしてまたサンゴを集めたかのようにも見える作品。



大通公園を歩いて街中へ。何度か見たことはあるはずだが、藤川叢三「有島武郎文学碑」を撮影。揮毫は半澤洵。



こちらは9年前に撮影している、藤川叢三「奉仕の道」。エゾフクロウの言葉に、エゾシカ、ハシブトカラス、エゾウサギが耳を傾けている様子なのだそうだ。



■大通美術館「木村良博写真展 安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」。彫刻の一部分をクローズアップしている写真はどうも感心しなかったが、ふらっと美唄に行きたくなるような写真展であった。星空の元、彫刻が2点写っている写真では、流れ星が6つ写りこんでいて、ため息が出そう。他に、掛軸仕立てになっている写真もあった。



■三越ギャラリー「蒼野甘夏日本画展」。
「ヒーロー」:相変わらず美しい人物を描く作家だが、これはガッチャマン風の男性。大鷲の健モチーフかな。

■三越ギャラリー「鹿追窯 三上慶耀作陶展」。青磁で貫入のある器は私好みである。

■市民ギャラリー「七月展」。
鈴木彰悟「若年ヘルニア入院記」:あまり普段は見ない、映像作品が目に飛び込んできた。ヘルニアで入院した作家のセルフポートレートと病院食を映したもの。語りも本人で、病気・手術の辛さや回復期の話が興味深い。教訓としては、運動不足も運動過多も、ともにヘルニアになる可能性があるということであった。

■市民ギャラリー「第22回明日への具象画展」。私も過去何度か見たことのある展覧会だが、メンバーが5人で体の調子から描けなくなってきた人もおり、今回限りで終了とのこと。受付の方に「今回で終了なんですね」と何気なく声を掛けたら、耳が若干よろしくない方なのか、マスクを外して物凄い大声で話をされたので閉口…。後ずさりしてしまう。



江別市セラミックアートセンターは別項にて。
コメント

安定の定食

2021-07-10 12:00:19 | 食べ歩き
混雑を避けて、昼ちょっと前に昼食をとる。中華料理の「CP」に行き、日替りランチを注文。今日は豚肉とピーマンの細切り炒め、バンバンジーで、おそらく以前に食べたことがある内容だ。



豚肉とピーマン、さらに歯触りの良い竹の子が入っている炒め物。ちょっと油っぽいように思うが、ご飯がバリバリと進む。バンバンジーは箸休め的に食べる。

隣のテーブルに客が来たところで、慌てて退散。

コメント