散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20220326ギャラリー巡り

2022-03-26 13:12:00 | 美術・アート
本日は富士フイルム→オマージュ→らいらっく→三越→SONY→さいとう→アートスペース201→HOKUBUの8か所。

■ギャラリーオマージュ「FIVE COLORS」。札幌大谷大学美術学科グラフィック・イラスト専攻教員によるグループ展である。実は参加者の中に私が知っている人がいて、繊細ないい仕事をしているなあと思った。人はどのような才能を発揮するか、分からないものである。

■アートスペース201「アラキヨシキヨ×ササキヒロミチ 鍵」。オドロオドロしたところもあるが、基本的には上手い画だと思う。



そしてハタと気がついたのだが、いよいよアートスペース201は今やっている展覧会で最後なのか。



思わず、周りの写真を撮ってしまった。













さようなら、アートスペース201(あれ、アート・スペースなのかしら)。

■HOKUBU記念絵画館「ブルーな方が格好いい」。ブルーは戦隊モノでもカッコいい、知的タイプのメンバーという感じがする。
白神政史「光の奇跡」:光を回転させたものを写真撮影した作品。うかつなことに「ブルー」じゃないものを撮影してしまった。



栗原一朗「無題」:これもブルーじゃないのだが、小品ながらどっしりした作品。



鈴木健介「旅の途中」:青い空の下、海辺でキャンプを張っている人。食事の用意をして洗濯もして、目の前には分かれ道がある。つまらない表現になってしまうが「人生とは旅」というのをイメージしたのであろう。



澁谷美求「楽園の女」:札幌で「ブルー」といえばこの人だろう。いろいろなシリーズ作品から、2022年作のこの作品を紹介する。



正木隆「19.ドローイング」:立ち並ぶ団地の建物のような、いや、単なる抽象のような…。



正木隆「ひまわりと膝を組んで座る人/自画像」:ひまわりといえばゴッホを思い起こさせるであろう。そしてこの拗らせ系の自画像。経歴には「享年33歳」とあり、若くして亡くなった画家であった。



狸小路エリ「Goldn hours」:夕焼けの残る校庭で遊ぶ子供たち。住宅街にも日が落ち、その通りは十字架のようにも見える。狸小路エリというのは、この美術館の館長が書いた小説に登場する架空の画家である。その存在にリアリティを持たせるために、架空の画家の絵画まで作り上げているのだが、なかなかどうして、その絵画自体も興味深いものになっている。



うっかり昨日購入した本が重い。まだ昼過ぎなのに疲れを感じて、コーヒー休憩させてもらう。いつもありがとうございます。


コメント    この記事についてブログを書く
« なかなかの朝食 | トップ | 札幌の人出は多い »

コメントを投稿