もものこと やれるじゃないかということ

疲れのためか夜中に寝返りを打つ数が多く
合わせて何やら唸っておりました
そんな気がするのです
しかし寝起きは爽快で30分ほど寝過ごしたのです

ももはこの週も普通に過ごした訳で
玄関ドアの前でわんわん吠えて居りました
普通に降りられるじゃないかと
嫌味を言ってやりました
こう云う時ももは反応しないのです
バツが悪いのでしょう

その後の散歩は
ふたりともいつもの様に消化したのです

ももとのこと 好物だから仕方ないか

30日には松を飾り付けて
31日は神棚に供える野菜と果物と干物を三方に盛りつけて
取敢えず明日の準備を終えたのです

一息つこうと席を立って目を離したのです
２分か３分だったと思うのです
畳の上にコンブが一本落ちていて
供え物の残りを片づけた時に落ちたようです
それとも三方から落ちたのでしょうか

干物の三方をふと見ると
なんとなく違うのです
盛りつけは変わりないように見えるのに
何か足りないと思って良く見ると
するめです
するめが足りない
小さいのを三枚飾ったのです
現場は見て居りませんがももです
ももが食らったようです
三枚です
多くても３分です

コンブが落ちて居なければ気付きませんでした
技巧的ですが重大な過失を犯しました
現場百回と聞いた事がありますが
やはり欲に目が眩み周りに神経が行きとどかなかった様です



それにしても
ももにメンツは有るのでしょうか

ももの朝のくせはわずらわしいと言うこと

朝食事が始まって一口か二口箸を付けると
必ずワンと言うのです

上げてーと
何で忘れるのと言うのです
いつもです
必ず食事が始まってからです

何で忘れるんだとはこちらのセリフです
食事が始まる前に何で言わないんだよ
と言うとだんまりです
外食なら良いのですが
足を拭いて腹を拭いて
面倒なのです

もものこと

10年近く前の写真をももですと堂々とだして
何処かのプロダクションからオファーが有ったら
どうしようと思ったのですが取り越し苦労のようで
良かったのです
どちらの飼い主もうちの子が一番と思っているのですが
躾けが一番かと聞かれるととたんに自信がありません
まったくダメいぬなのです
もちろんお手伏せお座りの類はできますしトイレの躾けもできて
間違うことも有りません交差点ではちゃんと信号待ちもできて
良い子だねと（いい年したばあさんですが）褒められもします
何がダメかというと臆病で黒いいぬねこが苦手なのです
自分も程良く黒が混じっているくせにです
郵便配達や宅急便には吠えるのです

こういう癖のあるいぬはよそにはやれません
とたんに淋しくなってしまう筈です
お互いに

もものこと 鼻か耳かということ

毎日の事だからそんなこともあるさ
と言われればそれまでだが

散歩から帰ると玄関ドアの前に座ります
一緒に家に入ろうと声かけをするのですが無視です
毎日の事だから　そうかいと言って一人で入ります

朝飯を始めるととたんにわんわんと言うのです
毎朝のことです

音もたてず話をする訳でもなく
ただただひっそりと食べるのです
それを気付かれてしまうのです
その度にだから一緒に入ろうと言って諭すのです
鼻と言うより耳が良いように思うのです
歳をとると聞き耳を立てるようです
それが空耳でない事がすごいのです

ものぐさだから笑われる

信号待ちをすると伏せの状態で待つのはももの癖なのです。

それを見て可愛いと言ってくれる方もいるのですが
調子に乗りすぎてその状態で地面の匂いを嗅ぎ始めたのです。
２、３歩ほふく前進して匂いを嗅ぐのを続けるものだから
可愛いと言って笑ってくれた方までホントに笑ってしまうのです。

もとより笑いの違いなど解らないももの事ですから
信号が変わるまでものぐさな行動を取ったのであります。
こう云う状態は私のメンツまるつぶれと言うことなのですが
この辺の複雑な関係（人間の）は理解の外の様でありまして
それより微弱に残る匂いの分析と分別に集中することの方が
この先の生活、特に犬間関係に重大な影響を及ぼすようであります。

信号が変わって無事に横断歩道を渡りきって
つつじの生け垣に中腰で匂いを付け存在をと言うか元気度を
仲間とそれからまだ会ったことのない多くの外敵に誇示したのであります。
どうせ負けるけどね。


それで今日もそれぞれの１日が始まったのであります。