昨日の朝早くももが亡くなりました
淋しくて仕方ありません
あの目が忘れられません
まだ足元でうずくまっている様でつい見てしまうのです
夜中にももが呼んだのでトイレに連れて行きました
一週間ほど前に右脚にマヒが出て一人では歩けなくて
この二日は大きい方が出なくて心配していたのです
小さい方をしたので水を飲ませて
また明日と言ったのですがまた呼ぶのです
それで公園までしっぽの上を掴んでささえて
ふたりで歩いたのです
大きい方が出てそこでしばらく休んで
帰りは歩けなくて抱いて帰って来たのです
こういう時のももは抱かれるのを楽しんで
当たり前と言う顔で寄りかかるでもなく力をぬいて任せるのです
家の前で下ろしたら
自分で歩いて
玄関ではなくベランダの方に行って
ももが寝て
私がしゃがみ込んで
暫くそうしていたのです
地面が濡れていたけれど
コンクリートは乾いていて
だからそこを選んだのだと思います
あのときはまだその時ではないと思ったのに
逝ってしまいました
前の日は雷雨と地震が有って
ひとりでいられない癖に泣きもしないでいたのです
何度も呼んで煩わせたくなかったのでしょうか
それとも一人立ち出来たのでしょうか