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日経平均 終値は2万4325円/前週比1348円高で終えたが、今週は

2020年11月08日 | 捕らぬ狸の経済



 11月6日
 日経平均 2万4325.23円(+219.95円)
 TOPIX 1658.49(+8.55)
 出来高 12億3212万株
 長期金利(新発10年国債) 0.015%(変わらず)
 1ドル=103.42円(0.88円高)


11月2日 2万3295円  11億8777万株 2兆2263億円
11月4日 2万3695円  13億0233万株 2兆5601億円
11月5日 2万4105円  13億4474万株 2兆7052億円
11月6日 2万4325円  12億3212万株 2兆5831億円



■株探ニュース 2020.11.7
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今週の【早わかり株式市況】1300円超上げ・29年ぶり高値、世界同時株高の様相

今週の相場ポイント

1.日経平均は2週ぶり急上昇、週間の上げ幅は1300円を超える
2.欧米での新型コロナ感染拡大が再び加速、経済活動規制など警戒感が高まる
3.米大統領選はトランプ氏が票を伸ばし大接戦となり一時は勝利が意識される
4.その後はバイデン氏が盛り返し勝利の可能性が高まるが株価は一貫して上昇
5.週末6日には終値で2万4300円台まで上昇し、29年ぶりの高値圏に浮上


週間 市場概況

今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比1348円高(5.87%)高の2万4325円と2週ぶりに急上昇し、29年ぶりに高値圏に浮上した。

今週は米大統領選の投開票で思惑が錯綜したほか、欧米での新型コロナウイルス感染の再拡大により経済活動が規制されたにもかかわらず、株式市場はリスクオンの流れが強まり、世界同時株高の様相となった。
日経平均は流れに乗って4連騰となりバブル後の高値を更新した。


週明け2日(月)は日経平均が前週末の欧米株市場が軟調であったにもかかわらず、広範囲に買いが優勢となった。
好決算銘柄が買われ全体指数を支えた。

3日(火)は文化の日で休場だったが、ポイントとなったのは4日(水)だ。
日本時間ではこの日の取引時間中に米大統領選の投開票が漸次行われることで緊張が高まったが、トランプ大統領が事前の予想以上に票を伸ばし接戦となり、後場に入るとトランプ氏優勢との見方に変わった。
株価はトランプ再選を読んで後場一段高に買われ一時は500円を超える上昇をみせる場面も。
大引けもほぼ400円高でリスク選好ムードの強い地合いだった。

5日(木)は更に上げ足が加速。
バイデン候補が勝利するとの見方が強まるなか、前日の欧米株大幅上昇の流れを引き継ぎ、日経平均は400円を超える上昇。

週末6日(金)はやや上値が重くなったものの200円以上水準を切り上げ2万4300円台で着地した。
終値ベースでアベノミクス高値を上回り、1991年11月以来29年ぶりの高値圏に浮上した。


来週のポイント

米大統領選の混迷や欧米での新型コロナ感染再拡大といった懸念材料があるにもかかわらず、世界的にリスクオンの流れが続いていただけに、来週はスピード調整する場面がありそうだ。

重要イベントとしては、国内では9日発表の9月景気動向指数や10日朝に発表される9月国際収支、12日朝に発表される9月機械受注統計が注目される。
海外では10日に発表される中国10月の生産者物価指数と消費者物価指数や、12日発表の米国10月消費者物価指数に注視が必要だろう。


日々の動き(11月2日~11月6日)

11月2日(月) 6日ぶり急反発、空売りの買い戻しが優勢
         日経平均 23295.48(+318.35)  売買高11億8777万株 売買代金2兆2263億円

11月4日(水) 大幅続伸、トランプ氏再選観測でリスクオンの買い優勢
         日経平均 23695.23(+399.75)  売買高13億0233万株 売買代金2兆5601億円

11月5日(木) 3日続伸、欧米株高受けリスクオンの買い継続し年初来高値
         日経平均 24105.28(+410.05)  売買高13億4474万株 売買代金2兆7052億円

11月6日(金)4日続伸、米株高追い風にバブル崩壊後の高値を更新
         日経平均 24325.23(+219.95)  売買高12億3212万株 売買代金2兆5831億円


セクター・トレンド

(1)全33業種が上昇
(2)医薬品が値上がり率トップ、エーザイ 、第一三共が牽引
(3)ダイキンなど機械、日本製鉄など鉄鋼、郵船など海運といった景気敏感株が大きく買われた
(4)リクルートなどサービス、三菱倉など倉庫・運輸、味の素など食品といった内需株も大幅高
(5)HOYAなど精密、ソニーなど電機、ホンダなど自動車といった輸出株も上昇
(6)野村など証券、オリックスなどその他金融、三菱UFJなど銀行といった金融株も高い


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数上位5テーマ)

1(2) 再生可能エネルギー
2(1) デジタルトランスフォーメーション(DX) ── まだあるDX関連注目テーマ、「書類電子化」で化ける銘柄大追跡
3(9) 電気自動車(EV) ── 本格普及期への転換点、CO2削減で色めき立つ「EV関連株」
4(3) 5G
5(5) 2020年のIPO
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)



■モーニングスター 2020.11.7
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株式週間展望=日経平均、バブル後高値更新/目先は一服想定も強気維持、「関門」突破後の新ステージ視野に

日経平均株価は6日、終値基準のバブル後の最高値(2018年10月2日の2万4270円)を更新し29年ぶりの水準を付けた。
ビッグイベントの米大統領選を通過したことで、それまで滞留していた買い需要が一気に表面化。
閑散状態が続いていた東京市場は活気づき、年末高へ向けた明るいムードが形成されつつある。
来週(9~13日)は短期急騰後の反動が想定されるものの、もちあいを明確に上放れした相場は新局面を視野に入れてきた。

日経平均の終値は2万4325円(前週比1348円高)と、5月末以来の週次4ケタ幅での上昇を達成した。
比較的強気だった本稿の予想レンジ(上限2万3800円)も大きく上抜く好調ぶりは、米大統領選前の不穏な雰囲気とは対照的。
5日移動平均ベースの東証1部の売買代金はここへきて、2兆5000億円台に乗せた。

6日午後3時の段階で、バイデン前副大統領は次期大統領の座をほぼ手中に収めている。
また、米連邦議会は上院で共和党、下院で民主党が多数という従来通りの構図に落ち着きそうな情勢だ。
市場では、イベント通過の安心感に加え、議会がねじれたことにより増税やハイテク企業への締め付けが実現しにくくなるという、ある意味「ご都合主義」の発想がリスクオンを生み出している。

しかし、少し前まで投資家が一喜一憂していた米国の追加経済対策に関しては、共和党の上院支配が財政規模の拡大を妨げかねない。
また、対策を打つ必要が生じたことの原因である新型コロナウイルスの猛威を踏まえると、マーケットは冷静さを失っているように見えなくもない。

ただ、前回も指摘したように市場は既にコロナ・ショックを経験した。
金融緩和の威力やワクチン開発への期待、さらには足元で確認されつつある企業の収益の回復力を加味すれば、もはや他の多くの警戒要素のうちの1つにすぎないのかもしれない。

とはいえ不透明感をはらんだ状態での「バブル後高値」に違和感を覚える向きも根強い。
このため、いったんは取引時間ベースの同高値(2万4448円)の壁が意識される。
来週はオプションSQ(特別清算指数)算出日(13日)も控え、上昇一服も予想される。

日経平均の想定レンジは2万3650~2万4450円。
ただ、中期は強気スタンスを維持する。
2万4000円台前半の水準は18年以降の関門で、明確に突破できれば新たなステージが待っている。


来週は13日に国内で10日に10月景気ウオッチャー、11日に10月工作機械受注(速報値)、12日に9月機械受注が発表される。

海外は10日に中国で10月消費者物価、ドイツで11月ZEW景況感指数。
もちろん、米大統領選後の動向を引き続き注視する必要がある。
なお、本稿は6日日本時間夜発表の米10月雇用統計の内容を確認していない。 (市場動向取材班)

  提供:モーニングスター社



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