■影の子/デイヴィッド・ヤング 2018.12.17=1
デイヴィッド・ヤングの 『影の子』 を読みました。
「訳者あとがき」から、本書は、二〇一六年英国推理協会賞(CWA賞)のエンデバー・ヒストリカル・ダガー賞を獲得したこと。
カーリン・ミュラー中尉を主役に据えたシリーズ作品は、現在までに 三作上梓されている ことを知りました。
とすると、「61」の当事者は?
また、影の子はイルマ・ベーレントのことであるが、ぼくには何とも後味の悪い作品だった。
「ぼくにとっては、と言うことなのだが」、主人公のカーリン・ミュラーは作品全体を通して好きになれなかった。
主人公が好きになれないと、面白さも半減する。
困難な時代に、複雑で面妖な国家で生きているとしても彼女の生き様、性格は好きになれない。
老い先長くない人生だと思うが、この作品で描かれているような「国家の到来と人物」には出会いたくないものだ。
『 影の子/デイヴィッド・ヤング/北野寿美枝訳/ハヤカワ・ミステリ』
デイヴィッド・ヤングの 『影の子』 を読みました。
「訳者あとがき」から、本書は、二〇一六年英国推理協会賞(CWA賞)のエンデバー・ヒストリカル・ダガー賞を獲得したこと。
カーリン・ミュラー中尉を主役に据えたシリーズ作品は、現在までに 三作上梓されている ことを知りました。
とすると、「61」の当事者は?
また、影の子はイルマ・ベーレントのことであるが、ぼくには何とも後味の悪い作品だった。
「ぼくにとっては、と言うことなのだが」、主人公のカーリン・ミュラーは作品全体を通して好きになれなかった。
主人公が好きになれないと、面白さも半減する。
困難な時代に、複雑で面妖な国家で生きているとしても彼女の生き様、性格は好きになれない。
老い先長くない人生だと思うが、この作品で描かれているような「国家の到来と人物」には出会いたくないものだ。
『 影の子/デイヴィッド・ヤング/北野寿美枝訳/ハヤカワ・ミステリ』
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