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日経平均、引き続き上値の重い展開が予想される

2024年06月16日 | 捕らぬ狸の経済



  6月14日
  日経平均 3万8814.56円(94.09円高)
  TOPIX 2746.61(14.83ポイント高)
  長期金利(新発10年国債) 0.930%(-0.035)
  1ドル= 157.66 - 157.68円(0.40円安)


6月10日 3万9038円  13億2952万株 3兆3195億円
6月11日 3万9134円  13億7719万株 3兆5422億円
6月12日 3万8876円  15億0127万株 3兆3653億円
6月13日 3万8720円  16億1802万株 3兆9883億円
6月14日 3万8814円  21億5662万株 5兆3191億円

株探ニュース 2024.6.15
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今週の【早わかり株式市況】続伸、日米金融会合後に堅調展開も伸び悩む

今週の相場ポイント
1.日経平均は2週続伸、3万9000円前後で推移
2.米株市場は最高値更新続く、日本株も堅調
3.FOMC金利据え置き、年内利下げ見通し1回に
4.日銀会合で国債の減額方針決定、相場は上昇
5.会合受け長期金利低下、不動産株など追い風


週間 市場概況
今週の東京株式市場で日経平均株価は前週末比130円(0.3%)高の3万8814円と、2週連続で上昇した。

今週は米株高を背景に概ね堅調な地合いだった。
日米の金融会合を前に様子見ムードが高まる場面もあったが、マーケットが急変動することはなく、両会合の通過後は再びしっかりした値動きに。
日経平均は3万9000円前後で推移した。


週明け10日(月)の東京株式市場は上昇。
前週末発表された米5月雇用統計は市場予想を上回る内容で米長期金利の上昇が顕著となったものの、米国株市場は比較的底堅い動きとなり投資家の過度な不安心理が緩和。
為替市場で円安が進んだことも追い風に、月曜の東京市場では輸出セクターを中心にリスクを取る動きが広がった。

11日(火)も小幅に上昇。
米株市場でナスダックやS&P500が史上最高値を更新するなか、日本株も堅調な地合いが続いた。

一転して12日(水)は下落。
日米金融会合の日程が接近し様子見ムードが高まった。
翌未明に注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明した。
政策金利据え置きは事前の予想通りながら、年内の利下げ見通しについて従来の3回から1回へ減少。
これを受けて米株市場は上昇基調を維持しつつもやや伸び悩んだ。

13日(木)の東京市場は続落。
朝方は買いが先行したが、その後は総じて売りに押された。
日本では翌日に日銀金融政策決定会合を控えているとあって買いが手控えられた。

14日(金)は反発。
日銀はこの日、決定会合で国債買い入れ額を減額する方針を決定した。
次回の会合で具体的な計画を決めるという。
全体相場は軟調に推移していたが、この発表を受けて為替の円安が進むとプラス圏に浮上。
債券市場では長期金利が低下し、三井不動産など不動産株に追い風となった。


来週のポイント
来週は為替の動向がポイントになりそうだ。
国内の利上げ観測が後退したことで円安が加速しそうな状況であるが、ここ円安が物価高を連想させ売られる銘柄も増えていることには注意が必要だ。
日経平均は引き続き上値の重い展開が予想される。


重要イベントとしては、国内では17日朝に発表される4月機械受注、21日朝に発表される5月全国消費者物価指数が注目される。
海外では、17日に発表される中国5月の鉱工業生産指数と小売売上高、中国1-5月固定資産投資、18日に発表される米国5月の小売売上高と鉱工業生産指数、20日に発表される中国6月中国最優遇貸出金利、米国5月住宅着工件数、米国1-3月期経常収支、21日に発表される米国6月製造業PMI、米国5月コンファレンス・ボード景気先行指数に注視が必要だろう。


日々の動き(6月10日~6月14日)
6月10日(月) 反発、リスク選好の買いで3万9000円台回復
       日経平均 39038.16( +354.23) 売買高13億2952万株 売買代金3兆3195億円


6月11日(火) 続伸、米株高好感も買い一巡後は伸び悩む
       日経平均 39134.79( +96.63) 売買高13億7719万株 売買代金3兆5422億円


6月12日(水) 3日ぶり反落、米CPIやFOMC発表控え様子見ムード
       日経平均 38876.71( -258.08) 売買高15億0127万株 売買代金 3兆3653億円


6月13日(木) 続落、朝高も日銀決定会合を控え売り優勢
       日経平均 38720.47( -156.24) 売買高16億1802万株 売買代金3兆9883億円


6月14日(金) 3日ぶり反発、日銀会合を受け上昇も終盤伸び悩む
       日経平均 38814.56( +94.09) 売買高21億5662万株 売買代金5兆3191億円


セクター・トレンド
(1)全33業種中、22業種が値下がり
(2)値下がり率トップは川崎汽など海運
(3)大和など証券・商品、三菱UFJなど銀行、日本取引所などその他金融といった金融株が下落
(4)輸出株はまちまち。トヨタなど自動車、テルモなど精密機器が安いが、三菱重など機械は大幅高
(5)内需株もまちまち。JR東日本など陸運、キリンHDなど食料品、セブン&アイなど小売が売られ、
  ソフトバンクGなど情報・通信、安田倉など倉庫・運輸は買われた
(6)値上がり率トップのENEOSなど石油をはじめ住友電など非鉄、K&Oエナジなど鉱業といった資源株が高い


【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数)
1(1) データセンター
2(2) 半導体
3(4) 人工知能
4(22) 親子上場
5(6) ペロブスカイト太陽電池
※カッコは前週の順位

  株探ニュース(minkabu PRESS)

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